日々の身繕いでイツノマニカ体内に生成される毛玉のハナシ


by neko-dama
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滋賀に、母に会いに。③ さよならの前に安土城趾

2泊3日とは短いもので、もう東京に帰る日がやってきました。

滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り
滋賀に、母に会いに。 ②日野祭は古式ゆかしき
日野祭の影で。
桟敷窓体験。
近江日野商人館。

私達が泊まりに来るというので用意しておいてくれた、お菓子やフルーツなどなどは当然消費しきれずに、せっかくだからと東京に持って帰ることに。
といっても、とても手荷物で運ぶには多すぎる。ので、黒猫が活躍。
黒猫といってもなつめさんは役立たずだけど、宅急便は素晴らしいのだ。
その役立たず。
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1個120円もする蜜柑をごっそり、甘栗の大袋を2つ、何か粉状のドリンク3袋、緑色の革バッグなどなど。ついでに着替えとか土産とか余計な荷物も詰め込んで送っちゃえ。
最近、旅行するときは積極的に宅急便を使っています。1000円ちょっとで楽が出来るなら良いな、と。

私のはにぃタンが、荒れていた庭のプランターゾーンを耕したり、焼却炉の上までいっぱい溜まった灰を埋めてくれたり、ゴミ燃やしたり、八面六臂の大活躍。本当、良い人だなぁ。
母は大喜びしながらも「もういいわ~、そのへんで。助かったわ~。」と母なりの恐縮の姿勢を見せていた。
私はゴミを燃やすのを手伝ったのだけど、すぐに消してしまって「あんた、消すの得意ね!」と言われて苦笑った。

昼食後、お継父さんにお別れを言って出発。「今度、綿向山登山においで~。」
車が見えなくなるまで、玄関の前から見送ってくれるお継父さん。手を振る。

さて、そんなこんなで最後に、安土駅から徒歩20分のとこにある安土城趾に連れて行ってもらったよ。私達は車ですけど、駅から20分なら近いね。

安土城は1576年、織田信長が3年かけて築城(7年とも)。
信長が倒れた本能寺の変の後に消失し、今では城壁などが残るのみ。
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入場料:大人500円/小中学生100円 開山時間:9時~16時(受付)
(母は「普段は無料なのに」と言っていました。が、2006年8月までは無料だったのだそうで、以降入場料をとっているのだとか)。
駐車場は普段は無料だけど、花見時期やGWなど混雑する時期だけ500円(普通車)。

天守まで直行直帰したら、30分ちょっとです。登り20分、下り15分ぐらい。
横道や、別料金(500円)の何かとかいろいろあるので、ゆっくり楽しみたいときは2時間くらいかけて隅々まで観ても良いかも。

母は「車で待っているから登っておいで」と言って、ぶーんと去っていきました。駐車場に。

登りはじめのところは、石段が一段一段高い。ひゃー!
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ラフだねぇ。でもかなり整備されていて、昔は階段にすらなっていなかったのだとか。ふむ。整備にお金をかけるから、入場料をとるんですね。納得。

でもって、大手道の階段のあちこちに石仏が埋まっています。
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これは何もご加護を願ってのことではなくて、築城の際に近隣の山から石を運んでき中に石仏も含まれていたってことらしいです。
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ここに運ばれる前は信仰の対象だった石仏。

学術調査と整備事業が行われたのが平成元年からだそうで(20カ年計画)、今でも引き続き発掘などされているみたい。
途中にあった仏さまの足跡。大きい!“仏足石”
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室町時代中期のもので、大変貴重なお品。
なのに、発掘されたときは崩れた石坂の中の石材のひとつとして埋もれていたとか。
信長にとっては、インドの信仰よりも堅固な城のほうが大事だったということでしょう。

さて、天守に着きました。
といっても建物が残っているわけではないですから、石の跡のみです。
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思ったより小さなスペース。
そして何もない。
いや、何もなさにかけてはどこにも負けないんじゃないだろうか。
入り口からここまで、トイレもないし自販機もないし勿論茶店なんてない。ベンチすらない。
ただ所々に立て札があって、歴史を説明するのみだ。
素っ気ないなぁ。

見晴らしは、キラキラと琵琶湖が見えて綺麗ですが、この日は曇り。霞んでいました。

あまりにも何もないので落胆していてところ、近くにいた男の人がこんなことを言ってた。
「やっぱり何度来ても良いなぁ!」
そうか。城マニアにはタマランのか。かえってこの無骨さが想像力を刺激するんだな。
私はあんまり城マニアじゃないので、無表情に眺めるのみとなってしまったが。
それでも、途中の城壁は見事だし、仏足石の美しい彫りも見れたし。
このとこ山歩きに行けてないので、運動にもなって良かった!

見学を終えて車に戻り、米原まで送ってもらった。
米原の駅はなんだか工事中で、新しくなったりしていた。
以前、泣きそうな母と別れた改札が、今はただの跡になって大きな床の染みのようになっていた。

滋賀に、母に会いに。 ~番外篇~
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by neko-dama | 2009-05-15 17:24 | 猫のお出かけ