日々の身繕いでイツノマニカ体内に生成される毛玉のハナシ


by neko-dama
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

薔薇図鑑: 第5回 文学の薔薇たち。

薔薇no.43 ロミオ
c0034595_1333161.jpg

(新宿御苑 2009/5/20)

シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』ですね。
シェイクスピアが好きで、学生時代に図書館の全集を片っ端から借りて読んでました。
おおロミオ、なぜに貴方はロミオなの?という有名な台詞に続くものが、
「名前を捨ててもロミオはロミオ。薔薇は薔薇。」というのがあります。
情熱的で若さ故のバカさをもったロミオにピッタリな、赤い小振りな花。
スイート・ジュリエットという薔薇もあるそうなので、ここは是非並べて植えて欲しかったところ。

薔薇no.44 ノーブル・アントニー
c0034595_13385142.jpg

(新宿御苑 2009/5/20)

これもシェイクスピアの『アントニーとクレオパトラ』から。
クレオパトラの夫であるアントニーは、シーザーにあれこれしてやられるわけです。
可哀想なアントニー。
ノーブル、高貴なイメージって紫よね。なぜか。

薔薇no.45 プリティ・ジェシカ
c0034595_1346143.jpg

(新宿御苑 2009/5/20)

これもまたシェークスピア。『ヴェニスの商人』に登場するシャイロックの娘。
ユダヤ人高利貸しのシャイロックが、キリスト教徒アントーニオにしてやられる話。
シャイロック可哀想って思う。借りた金はきちんと返せよ<アントーニオ。
シャイロックに必要なのは寛大な許しの心でしたけど。
 ※訳文が読めます⇒ヴェニスの商人 (SOGO_e-text_libraryより)

薔薇no.46 ワイフ・オブ・バス
c0034595_1352547.jpg

(新宿御苑 2009/5/20)

チョーサーの『カンタベリー物語』に出てくる語り部の一人、バースの夫人(バースから来た夫人)のこと。
まともに読んだことないんですけども『カンタベリー物語』。読みたいなぁ。よし!きちんと読もう!
岩波文庫が良いかしら?上中下巻。いや、これこそ図書館で借りるべき本か。
図書館、探すかなぁ。まだこの土地にあと2年ぐらいは住みそうだしな。

薔薇no.47 ジュード・ジ・オブスキュア
c0034595_13573125.jpg

(新宿御苑 2009/5/20)

1895年のトーマス・ハーディの小説『日蔭者・ジュード』“Jude the Obscure”のこと。
obscureは曖昧な、はっきりしないといった意味で、ジュードくんの存在そのものを表す言葉。
映画化作品『日蔭のふたり』は名作よ!見終わると救いがたい暗い気持ちになるけど。
ケイト・ウィンスレットとクリストファー・エクルストン主演。マイケル・ウインターボトム監督。
出産シーンとかすごいよ、本物ですかこれ?ウインターボトムならやりかねん!

薔薇no.48 インターナショナル・ヘラルド・トリビューン
c0034595_144189.jpg

(新宿御苑 2009/5/20)

文学からは離れて、こちらは新聞。フランスに本拠地のある英字新聞ですな。
なんだって新聞の名前付けたんだか。何か大人の事情なのか?
花はマゼンダ色で小さくて可愛らしい。やっぱり薔薇はこうでなくちゃなぁ。
英語圏で可憐な少女を薔薇のようだと例えるけれど、そのときの薔薇は大輪咲きのものではなくて、こういう小さな花弁少なめでわらわら花を付けるタイプの薔薇のことだと思う。

薔薇no.49 マイン・ショーナー・ガルテン
c0034595_1491523.jpg

(新宿御苑 2009/5/20)

こちらはたぶん雑誌名。1972年から続くドイツのガーデンニング雑誌。
意味は"私の美しい庭”。
ドイツ語はやっぱりカッコイイ。
ガルテン!グルテン!トコロテン!


《薔薇図鑑》
第1回 やんごとなき薔薇たち。
第2回 俳優・著名人の薔薇たち。
第3回 女性名前の薔薇たち。
第4回 地名・場所の名前の薔薇たち。
⇒第5回 文学の薔薇たち。
第6回 美味しそうな薔薇たち。
第7回 金とボーイとレディな薔薇たち。
第8回 見た目まんまの薔薇たち。
第9回 縁起の良い薔薇たちとオマケ。
[PR]
by neko-dama | 2009-06-03 14:13 | 猫のお出かけ