日々の身繕いでイツノマニカ体内に生成される毛玉のハナシ


by neko-dama
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

水辺の神様。

金曜日:円山の枝垂桜を観にいく旅 2日目 後半

次なる目標は、丑の刻参りで有名な貴船神社である。
(※注・本当は呪詛の霊験なんて売りにしていませんよ)
三千院より車で30分強。お継父さんが適当に運転をして、ちゃんと着いた。
お継父さんは、三千院で歩いて疲れちゃったらしく、車で待ってるという。

c0034595_0225173.jpg貴船さんの参道、
朱塗りの灯籠並ぶ石段は、
貴船川のせせらぎと相俟って静謐な趣。

この灯籠が夕方から20時頃まで
灯るというのだから、
妄想するとタマリマセン。

今回はその様子を見れないけれど、いつかゆっくり過ごせたらいいなぁと思う。

現在は本殿修復中(涙)
でしたので、
観るべきところはないのだが、
目的があるのだ。

平安時代 
和泉式部も夫婦仲に悩んだとき
参詣してご利益があったとされる
この貴船神社。

「物思へば沢の螢も我が身よりあくがれ出ずる玉かとぞ見る」

そう、縁結びの御守
結び文を象ったお守りをゲットして、ご満悦のP。
もちろんT子さんも、平安の姫柄の御守をゲットしてご満悦である。

c0034595_0123143.jpgすると、T子さんが
何やら
水占おみくじ
というものを発見。

境内の霊泉に
おみくじを浮かべると、
文字が浮かび上がってくる。

風流ではないか。


・・・と、我ら若い衆はすっかり堪能していたのだが、母はどうでもいいらしくて、
「じゃーあたしも車に戻ってる~。あーココ降りれば道路に出るわね」
と、さっさか戻っていった。

そんなわけで、あまりノンビリ歩き回ることもママならず、
PとT子さんは本宮から結社までを詣でた。

鬱蒼とした、緑深い場所にかすかに届く水の音。
心が落ち着く場所である。

結社のもっと先には、龍神様が住むという奥宮があり、その昔はそこが本社だったという。
今度来るときには、奥宮まで詣でるぞ!

「奥山にたぎりて落つる滝つ瀬の玉ちるばかり物なおもいそ」
そんなに、思い悩まないで・・・との貴船の神の声が聞こえる。

c0034595_0245882.jpg
さて、神秘の香りに包まれた貴船さんを後にし、街中へとドライブ。
街中は渋滞がひどく、特に観光バスが道を塞いでいる。

車で流していると、琵琶湖疏水(琵琶湖から引いてきた運河)に覆うように
桜が満開の姿を見せていた。
車窓から、雅な風景を覗き見て、あぁ京都だ、との思いを新たにする。
しかしながら、渋滞に辟易して早々に帰途に着く。

帰り道、インターで休憩をしているとき。
T子さんは、どこかをフラフラしている。
セミ写真家のお継父さんと、禁煙中のタバコをふかす母は、2人でベンチに座っている。
カフェイン恋しのPは立って珈琲を啜りながら、花壇の花など愛でている。
と、そのとき、ぱっとお継父さんの方を振り返ると・・・

お継父さんは、ビクゥーっとして、ものすっごい驚いた顔で、構えたカメラをおろした。
「撮ったろ、思うたぁ・・・」
と言いながら、いたずらを見つかった子どものような顔になる。
その、あまりにも目に見えたビクゥーさ加減が面白くて大声で笑っちゃいました。
可愛いなぁーと失礼ながら思ってしまった。

なんだか、今までで一番、お父さんらしい人かもしれない。
子どもに恵まれなかったので、俄かにできた継子を可愛く思ってくれてるのだろうか。
擬似家族。
Pはフリをするのが得意だったけど、なんとなく、ホンモノに近くなれた気がした。
[PR]
by neko-dama | 2005-04-12 23:37 | 猫のお出かけ