日々の身繕いでイツノマニカ体内に生成される毛玉のハナシ


by neko-dama
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盆地・山梨・夏の旅⑤ ~最終回・芸術編~

2泊3日の山梨ちょっ旅も、とうとう終わり。
盆地の暑気も、寒がりPには気持ちよくて、今年も素晴らしい休日を過ごすことができました。
S様、あっちこっち連れてってくれて、本当にありがとう!

盆地・山梨・夏の旅① ~初体験編~
盆地・山梨・夏の旅② ~最後の花火編~
盆地・山梨・夏の旅③ ~ドライブ編~
盆地・山梨・夏の旅④ ~絆を感じるディナー編~

朝、起きてからダラダラと身支度を整え、S様宅の同居猫シモーヌ(もうすぐ1歳♀)たんにお別れを告げる。
シモーヌたんのことは、また改めて別のお話にする予定です。

そして、S様宅を出る前に。お庭でS様が急に言った。
「Pちゃん、そこにいて耳澄ましてごらん」
植込みの中にある壺のオブジェみたいなのを指している。

・・・。

すると、タン・・・トゥン・・・カン・・・リロン・・・と、涼しげな音が微かに響く。
水琴窟だ!
少し前に、いつもブログに来てくださる椿さんやちらしさんとの間で話題になってたのを
覚えててくれたんです。
よもや、本物の音色が聞けるなんて!素敵!
しかし、彼女の家はすごいですね。

さて、本日は山梨県立美術館にジャン・コクトー展を観にいくよ!




山梨県立美術館に来るのは2回目。
駐車場がだだっ広い。
ガーデンがだだっ広い。(素敵オブジェが配置されてる、ムキムキした巨鳥とか)
もちろん館内もだだっ広い。
羨ましい限りですよ。

さて、まずはお昼ご飯。
美術館内にあるカフェでサンドイッチなんか食べたよ。サンドイッチ、200円台なの。安い。
ケーキも都内だったら400円とかしそうだけども、ここでは200円台当たり前だのクラッカー。
素敵山梨。

腹もクチクナッタところで、いざジャン・コクトー展。
と、まだ観てないのにすっかり売店のグッズに夢中
猫の絵のポストカード、グリーティングカード、マウスパッド・・・。
だ、だめ・・・。
こんなに猫が・・・!

気がつくとレジにいて、なんかイロイロ買ってた。

売店を後にしようとすると、猫の絵の素敵傘が!
しかも留め具が凝っていて、銀色の金具で傘をまとめる仕様。美しい・・・。
が、高いので涙を飲んで、S様と二人、名残惜しくその場を後にしました。

展覧会場に入ると、あらゆる絵が展示してある。
ラフでカラフルなスケッチ。
自画像。
ポスター、挿絵。
具象画・抽象画。

ペン画、水彩画、クレヨン画、インク画、鉛筆画、リトグラフ、パステル画、油彩、コラージュ・・・

さまざまな展示。

もちろんコクトーは絵だけではない。
彫刻、映像、宝飾品、陶芸、書籍。

そういったマルチな才能が少しずつ展示されている。

絵を観ていて、複雑に絡み合う病んだ心を感じた。
詩人に苦悩はつき物だ。
彼は根っからの詩人なのだろう。
こうして、彼の心が投影された作品を観ることは、ほとんど奇跡みたいな感動だ。
詩のココロがこうやって昇華されて、目に見えるということは。

ゆっくり展示を観て回って、デッサンに書きこまれたフランス語がワカラナイと
ぶぅぶぅ言いながら、わかる単語を見つけては喜んでみたり。

そんなこんなで、楽しい時間は過ぎて私は車上の人となるのであった。

コクトーは、「詩はあらゆる創造に宿る」と言い、実行にうつした。
映像も彫刻も小説もバレエも、その創作活動のすべての基幹は「詩」であった。
つまり、表現したいものがあるからこそ、それを表わす為に創作をしたのだ。
私はこの精神を尊ぶ。
そして、行動にも詩は宿ると思うのだ。
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by neko-dama | 2005-09-06 23:54 | 猫のお出かけ