日々の身繕いでイツノマニカ体内に生成される毛玉のハナシ


by neko-dama
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大菩薩嶺1泊と、葉緑素がない。

JR塩山駅南口から市営バスで26分揺られると大菩薩峠登山口。
バスの運営が山梨交通から市営に変わり、運賃が一律100円という素敵さ。
あらぁ、以前は500円ぐらいかかったような記憶。
山梨交通の方が、「(運賃改定について)うちだったら、もっととりますから!」と
苦笑いしながらおっしゃった。

サイトで確認した時刻表と、現地バス停に書いてある時刻表で微妙にズレてましたが、なんでだろう。5分早いだけだけども。
(登山口へは、「大菩薩峠登山口線」と「二本木線」の2つが通っているので、
 両方の時刻表をチェックした方が良いです。乗り場は一緒。
 あと、日曜・休日のみの運行もあるのでよく確認しよう。)

そんなわけで行ってきました、大菩薩峠&大菩薩嶺。



えー、1日目はねー、ほとんど記憶がないのね。
背負った荷物が異常に重たくて、少しでも上り坂だと3分で息が上がっちゃって。

あと、この2日前にですね、うちのマンションに住んでるえらく人懐こい野良猫ナツコにですね、手痛くやられまして…。
まぁ詳細は省くけど、左手をガブリと噛まれて手の甲&掌に牙が食い込み、甲側からはドクドクと血が溢れて大変だった。
で、まぁその、左手首一帯が腫れあがっちゃってさぁ~。
あははは!手首、曲げると激痛だったの!手に力入れるだけでも泣きそうに痛くてね。
ザック下ろしたり担ぎあげるのも満足にできなかった。岩や木を掴んだりもできず。
そんな状態で事あるごとに消毒しぃしぃの山行だったわけです。

重たすぎて私のキャパを超えたザック(30㍑ですがパンパンで40㍑ぐらいになってた)を背負い、もうイヤダ、もう歩けない、ここで眠りたい、もう帰りたいとブツブツ熱に浮かされたように口走りながらも、なんとかかんとか急な登りを進んでいった。
丸川峠分岐を右に進み、栗畑を抜けて千石茶屋前を通過し、ロッヂ長兵衛で一旦カキ氷休憩。
さぁもう一息とばかりに瀕死状態で林道を登り、やっとこ福ちゃん荘に到着。
バス停から3時間半でした(休憩含む)。

福ちゃん荘でテントを張り、今夜の寝場所を確保。(一人300円)
夕ご飯にと持ってきたオニギリ3つを取り出すと、こいつらが非常に重かった。
重量オーバーの一因はこいつら。
(寝袋とマットとフライシートとペグの重量に負けたの、本当は)

2日目、朝。
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アライテント、エアライズ2~3人用。っても3人はかなりキツイと思われ。
夜~明け方は大変冷え込んだものの、今日も快晴良い天気。暑いよ。
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ご飯食べてお茶して荷造りして、7:30頃出発。
30分も歩くと、大菩薩峠・介山荘に到着。(改装工事をしていたよ)
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ここから先はしばらく眺望最高です。景色を楽しみながらゆっくり歩きます。
次の目標は大菩薩嶺です。

こんなに晴れていても空気が涼しい。
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このあたりは岩っぽい道。
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行く手に広がる歩くべき道。
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介山荘から20分後。賽の河原。
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花もたくさん咲いてました。名前、わからないけど。白、ピンク、紫、黄色とカラフル。
これは白いの。
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もくもくした雲の背後に隠れた太陽。
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あぁ、出てきました。太陽はスゴイ。
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標高2000m地点。あくまで晴れ渡る。
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100名山ハンターと思われる関西弁の団体さん。雲の中。
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歩いてきた道を振り返ると、左側から迫る雲。あのあたりで雲は留まっていた。
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そして雲の影も大きく山肌に映り。
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遠くかすむ美しい山脈。
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見晴るかす大菩薩湖はダム湖。
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介山荘から1時間も歩くと林になってくる。木陰の水溜り。
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介山荘(大菩薩峠)から1時間半。大菩薩嶺に到着。山頂といっても、眺望もない林の中。普通の道。
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次なる目標は丸川峠。もう下山なのです。
コメツガ豊富。まだ柔らかい葉は可愛い。
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林や草原の中をどんどん下って、途中で鼻血出しながら、風が通らなくなってものすごい蒸し暑さの中を進んだ。

すると銀竜草(ギンリョウソウ)を発見!
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近寄ってよく観察!
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うお!可愛い!ちょいキモな可愛さ!
花の時期は6~7月なので、8月初めに見たからもう大分古くなってた。
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この植物は葉緑素を持たない。自分で栄養を作れないやつらだ。
どうやって生命活動を維持してるかっていうと、地下で菌を飼っているのらしい。その菌が作った栄養をただ搾取している。
不思議な植物だな。半透明の白いボディが陽光に輝く姿は美しかった。

斜面の何箇所かにこの植物を見つけることができた。
ひとつは種子を内包する状態。初めて見たよ。
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全体像はコチラ。ピントぼけぼけでごめん。
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このあと、茎が腐敗して、あの丸いのも腐敗して、中にある種子が地表にばら撒かれるとか。(別の説もあるので詳しくはわかりません)
あと、銀竜草もどきと呼ばれる植物もあります。そっちの方が珍しいんだが、見分けがつかん。
「もどき」は花の時期が秋で、花が上向きかげんに咲くところが違う、らしい。見てみたいわぁ。

一頻り盛り上がった後は、また歩きます。
大菩薩嶺山頂より1時間半。丸川峠着。まるで草原の中の隠れ家のようだった。
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うろこ雲、というかマダラ雲。
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丸川峠の小屋には入らず、外の木陰でお昼ご飯を食べてから、延々下ります。丸川峠分岐まで。
背の高い草に囲まれた道を下る・・・風が通らず、陽はあたり、非常に蒸し暑い。
草ゾーンを抜けても、蒸し暑さはいや増す。

あー!暑い!!
ヒィコラヒィコラ1時間ちょっと。もうダメ!顔が熱い!
と、回復の泉を発見。
冷たい沢の水を浴び、生き返る。
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ここまで来ればもう一息ですよ。
45分も歩けば、昨日降りた登山口のバス停に着きました。

が、そこから10分ほど歩いたところに大菩薩の湯という市営の温泉施設があります。
市外の人は3時間600円。(市内在住者は半額)
さっぱり汗を流して帰りました。
塩山駅までのバスもちゃんとくるよ。(本数、少ないけど)

それにしても、大菩薩峠から雷岩までの約1時間、あの眺望は素晴らしかった。
1日目、瀕死だったことなんて忘れましたとも。
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by neko-dama | 2007-08-28 20:43 | 猫のお出かけ