日々の身繕いでイツノマニカ体内に生成される毛玉のハナシ


by neko-dama
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ダーウィン以来。

『ダーウィン以来 進化論への招待』 
EVER SINCE DARWIN Reflections in Natural History
スティーヴン・ジェイ・グールド著
早川書房 1995年発行

進化論、ダーウィンのプロファイル、生物の歴史を紐解く。
オリジナルは1977年に発行された本。
なので、既に古くなった学説ばかりではある。
それでも、ダーウィンの考え方、当時の社会的背景を読むと面白い。

また、進化論にとって、カトリックとの確執はあれど本当の敵は宗教それ自体ではない。
科学の敵は非合理的なものの考え方である、とする。
まったく納得のいく考え方だと思う。

生物の進化は機械的ではなく、もっと複雑で予測しがたいものだ。
それが、読み進むうちにどんどんわかっていくのも面白い。

何よりも、ダーウィンは「進化」という言葉に「進歩」という意味をこめなかった。
より良くなる、のではなく、より環境に合ったデザインに変化していく。
その意味でダーウィンは「変化をともなう由来」という言葉を使っていた。
evolutionという言葉は数えるほどしか使わなかったという。
人間中心の、思い上がった見方で生物全体を見ることを嫌っていた、らしい。

改めて、ダーウィンはすごいなぁと思った1冊でした。

そろそろ地球上でまた大量絶滅とかあってもおかしくないよね。
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by neko-dama | 2008-07-03 13:27 | 猫の図書館/美術館