日々の身繕いでイツノマニカ体内に生成される毛玉のハナシ


by neko-dama
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八ヶ岳りべんじ。―その2

八ヶ岳りべんじ。―その1

続きです。
翌朝4時に活動開始。まだ暗く、そして寒い。
もそもそと朝ごはんを食べ、荷物をまとめたり、膝サポーターを装着したり準備する。

4:45 行者小屋出発。
空には星。夜そのもの、といった風情。真っ暗過ぎて不安になる。
ヘッドライトだけが頼り。

地蔵尾根にとりかかる。
やっぱり歩き始めは辛い。すぐに息が上がる。時間は多めに見てあるから、ゆっくり歩く。
日の出は5:57頃なので、5時半を過ぎた頃から段々とと空が仄明るくなってくる。
だいぶ上のほうまで来て、これから危険な道のりってときにヘッドライトを外せるほどの明るさになってくれて嬉しかった。
足場的にも、心理的にも。

振り返ると、美しいグラデーションの空。遥かに山脈が青く見える。左にはV字の光。
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ズームで槍を撮ってみた。右のほうに突起が見える?
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あまりにも神秘的な美しさに何度も何度も振り返りながら、急な斜面を登って行く。
もうちょっと、もうちょっとでてっぺんだ。

6:20 登りきると、向こう側には息をのむほどの絶景が待っていた。
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まだ生まれたばかりの今日の太陽が、一面の雲海を照らしている。
登ってきた運動量のお陰で体は温かい。そして直射日光もジリジリと温かい。
しばらく絶景を堪能しよう。
雲がすぐ下の山肌を舐めているのがわかる。
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もう少しアップで観ると、黄金の植物を白い雲が包んでいるのがわかる。
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右手遠くには富士山がぽっかりと浮かぶ。
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富士山頂からの景色よりも、私はコッチのほうが好きだ。
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光と熱を惜しみなく放射する太陽に感謝。
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さて、10分もすると体が冷えてきた。風が熱を奪っていくのだ。
昨年はここ地蔵の頭から右に進んで赤岳・阿弥陀岳に行ったのだった。
今回は左に進み、次の目標地点は横岳山頂。

振り返って赤岳、中岳を望む。荒々しい感じ。
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横岳山頂が目前。かなり怖い鎖場や梯子階段を通った。狭いので、踏み外したら死ぬ。
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7:47 横岳山頂到着。2829m。
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このときにはもう大分暖かくなっており、そんなに厚着しないでも大丈夫でした。
それにしても空がどこまでも青く、高い。
朝と夜の冷え込みは凄まじいけれど、それを耐えて余りある景色の素晴らしさ。秋。

霜柱を踏みふみ、まだ進むよ。ここから少し下って、今度は硫黄岳を登ります。

八ヶ岳りべんじ。―その3に続く。
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by neko-dama | 2008-10-23 10:50 | 猫のお出かけ