有楽町の東京国際フォーラムで開催中の宙博に行ったよ!
行ったのは木曜(ビジネスデー)でしたが、本日土曜は激混みだそうで会場は芋洗い状態らしいです。
開催期間は短くて2009/12/4(木)~12/6(日)まで。
10時~18時までだけど最終日の日曜は17時まで。入場は30分前まで。
でもって入場料が1500円!た か い!
前売り券買っておけば良かった(´・ω・`)
参考⇒宙博 公式サイト
さて。
難しめの展示もあるけど、望遠鏡を作ってみよう!とか星座早見表を作ってみよう!みたいな参加型のもあり。
宇宙や太陽についての講演会あり(これが一番面白かった)。
宇宙服を着てみようコーナーあり。ロボットや探査ローバのデモ実演あり。電気自動車の展示あり。物販有り。手作りの霧箱あり(タッパと発泡スチロールで出来ていた)。
ただし会場内は飲食禁止!
半券があれば当日の再入場ができるので半券を握りしめて外で何か食べ物を調達しよう。
立体映像シアターあり。
こいつは4D2Uという4次元宇宙ビューワーのデモなんですけど、木曜は並ぶことなくさくっと観れて、あまりの心地よさに半分寝てた。ごめん。
これ、お手元のPCでも再現できるそうです。
⇒4D2U 公式サイト
⇒無料ソフトMITAKAのダウンロードはコチラ
三鷹にある国立天文台ではドーム型シアターで宇宙映像を体験できるそうなので、それは是非行かねば!
一般公開日は決まっていて、月に2日ほどです。無料だよ!!
スケジュールなどはコチラ⇒4次元デジタル宇宙シアター公開のご案内
では、写真を見ながら一緒に宙博体験しましょうよ!
昼頃会場について、結局暗くなるまで入り浸ってました。入口だよ。
【人類は宙にふれて進化する】モノリスとか幼年期の終わりとかそんな感じ?
入ると、宇宙っぽさの演出に銀色の細長いのが浮いたり立ったりしていた。
入口すぐ左手にH-IIBロケットの模型。旅立つぜ!
こちらは宇宙ステーション補給機(HTV)の1/10模型。かなり精巧!
会場の真ん中へんには、宇宙服を着てみようコーナーがあるよ。
ここでは宇宙飛行士検定試験なんてのもやってるみたいだけど、木曜はやってなかった。土日のみだってさ。
あとは金星に運ばれる寄せ書き(あなたも書ける)とか、こども達が描いた宇宙っぽい絵が展示してあったりして華やか。うん、全体的に地味な会場の中で、ここだけはちょっと明るい雰囲気。
そこには宇宙食の展示も。
真ん中にあるのは鮭おにぎり。おにぎられてないけど。パッケージには、75℃~85℃のお湯を75ml入れて40分間で出来上がりって書いてあります。
おにぎりの右にあるのは醤油ラーメンとシーフードラーメン。
その下にあるパッケージは【OSUIMONO】って書かれてあります。
お吸い物はお湯(70℃)を150ml注いで2分待つんだそうです。お手軽!おにぎりと大違いね!
じゃあいよいよ楽しみにしていた宇宙服コスプレ!
こんな風に、カメラを渡すとスタッフさんが写真撮ってくれるよ。
ポラロイドで撮ってお金儲けとかしないあたりが、いかにも理系イベントだよね!
無料だよ。
っていうか、白い船外活動服のほうはどう見てもチャチな着ぐるみ。
だから私はオレンジ色の方を着せてもらったよ!
ウンパルンパみたいな体型で嬉しそうな私。
でもね、何か足りないでしょ?
はい、こっちが完全体。
手袋忘れてました!って、記念撮影あらかた終わってから言われたんだけど。
っていうか、黒い靴もね、後から「それも履きたい」って言ったら履かせてくれたのね。
いろいろと、コチラから働きかけなければ楽しめないのが理系イベント!
展示もただ見るのではなく、説明の人に質問して初めて楽しめるのです。
宇宙服コーナーでの一番のオススメは顔ハメ!
何か触っちゃいけない展示物みたいだけど、実は顔ハメ!
ハメて良いですか?って聞いたらどうぞーって。ご自由に~な雰囲気。
でもってこの顔ハメ宇宙服の頭上に輝く銀色のサムシングには・・・
【君たちは本当に宇宙に行く気があるのか?】と書いてあるよ。
いろいろ仕分けされてお金がない主催者側の悲痛な声だね、アイザック!
太陽光エネルギーを電気みたいに使っちゃおう!っていう試みの、宇宙太陽光利用システムの展示も面白かったよ。
手作り模型がこれ。
三角のヤツは静止衛星。水上に浮かんでいる施設に、衛星で集めたエネルギーを誘導信号を使って送り込みます。
発電装置のエネルギーを受けて奥にある観覧車が実際に回る仕様なのだけど、会場では大人の事情でNGだったんだって。
このシステムは2030年頃の実現を目指してるそうです。
衛星と地上の受信施設のあいだの空域は、大丈夫なの?って聞いたら、飛行機は計器に影響のある可能性があるので、そこは法律で飛べない空域に設定してもらうしか!って言ってた。
地上に送りこむときはエネルギーをうすーくしてるので、鳥が燃えたりすることはないんですって。
でも、鳥に精神的な影響はちょっとあるかもしれないですねぇわかりませんって言ってた。
こんな感じで、お話を聞くのが面白かったですよ。宇宙エレベータはまだですか?って聞いたら、それはまた別のプロジェクトですって。研究はされてるんだね。
会場の右手前には電気自動車が展示されていました。
エリーカ!Eliicaは車輪が8つありますよ。
試乗会を予定していたのだけど中止!
そりゃ、こんな狭い会場で試乗は無理よね。
せめて運転席に座りたかったなぁ。(免許持ってないけど)
もう一つはテスラ・ロードスター。
電気自動車だけど、テスラ側は日本の市場が極めて小さいことから、日本には中古車しかくれないのだそうです。
中古車といえばガリバー!
なので、ガリバー ミーツ テスラ。
ちなみに2人乗り。ロードスターらしいよね。
後ろのトランク部分の写真。
狭い!
そして会場の出口付近には物販コーナー!
宇宙関連の書籍が5%オフで売ってるよ。あと、でかい超合金のロケットとか。
宇宙を旅した酒とヨーグルト。酵母が宇宙を旅したんだよ。
それから素粒子の縫いぐるみ。particle zoo
22個セットのBOX、ユニバースは箱入りでブックレットも付いて15,000円!
高いよ!誰が買うの?
セットのよりも3周りぐらい大きい縫いぐるみは、バラ売り用で1個1,500円。それでも高い。
なんでもLAで1個1個手作りされたらしいよ。今回空輸されて緊急来日らしいよ。
私は散々悩んでダークマターお買い上げ。っていうか世帯主様に買ってもらいました。
異様に重たいです。暗黒物質。
日本では売ってない素粒子縫いぐるみたちは海外の公式サイトでネット・ショッピングできるよ。
⇒海外の公式サイト
・・・ニュートリノ3兄弟がどう見ても盗っ人です。
こんなにセットとか種類たくさんあるのね!
宙博会場ではユニバースのBOXと、ばら売りが15種類ぐらいしかありませんでした。
これはBOX用の小さめなストレンジ・クォーク。 なぜ目が3つ?
よく見て!右脇腹!詰め物をした後の綴じ跡が大雑把!アメリカーン!
この大雑把さが、逆に可愛いよね。
チャーム・クォークは薔薇の飾りが付いてたり、ウィーク・ボソンは両面に顔が付いていてそれぞれ+、-だったりと、なかなか凝っていて面白いものでした。
1個700円ぐらいなら売れると思うんだけどねぇ、日本でも。
そんな愉快な物販の近くにあったブースではこんな携帯ストラップが積んであった。
【ファシリティーうさぎ エコロじい】とな?
わざわざ“ティー”のとこと“じい”のとこに傍点が打ってあるのが哀しい。
うん、だから紅茶を持ってるんだよね。爺さんキャラなんだよね。わかったよ。
これは配布していたのかもしれないけど、写真だけ撮ってそっと山に戻しといた。
会場の右奥、講演スペースの向かいに囲われたブースがあるのだけど。
そこにひっそりと黄色い可愛いロボットのワカマルが2体棲んでおった。
なぜ、こんな目立たないところに?もっとガンガン積極的に見せようよ、それ!
控えめなのが理系イベント!
ワカマル。
いつも上から目線。
「可愛いね」 →「はい。よく言われます」
「(星占いしてくれたので)ありがとう」 →「また占ってあげます」
写真を撮りましょうって言うと、ポーズを決めて静止します。
目線を合わせると、胸のマークがハートになります。
チラチラと周りを見て、衆目を集めたくて必死の構ってチャンです。
それから、突如「充電が80%です」とか言って、「充電に帰ります」って動き出した。
え?80%ならまだ良いでしょ?
このあたりは充電レベルとか設定していないから、ものすごく気まぐれなんだそうです。
で、少しの間ガコガコ動いて戻ろうとしてたけど、急に「充電はやめます」と言って戻ってきおった。
気まぐれ過ぎる!
ワカマルは可愛いので、ぜひみんな構ってあげよう!説明してくれるお兄さんも面白いよ!
ロボ繋がりで、会場中央の奥には宇宙探査ロボのローバが数体います。
砂場が設えてあって、そこで実演デモをしてくれます。
この子は石を採取するデモ。
この子は横にも動ける足を持ったローバ。説明の人がむちゃカッコ良かった。
この子は石を乗り越えるデモ。
足が非常に自由な感じです。4つがそれぞれ独立して動くから、その場で旋回したりもできる!
こちらはミミズ型地中探査ロボのアースオーガ。うねうね蠕動運動して掘り進むよ!
他、こんなクリスタルっぽいものが展示されてたり。
【このクリスタルには、計算機シミュレーションで得られた、一辺が2億光年の宇宙空間の構造(銀河の分布)が閉じ込められています。】
重力レンズ効果のシミュレーション・モニターがあったり。
胸の辺りがブラックホールです。
ノーベル賞のメダルのレプリカが展示されたりしました。
受賞者は本物1個とレプリカ3個をもらえるんですってね!
「宙からみた地球と課題」の講演で、いろいろ面白いことを話していましたが。
結論としては
「宇宙は広い だから小さなことでくよくよしない。 きちんと明日を生きる」
みたいなスライドで笑った。
仕分けされてもくよくよしない!って言ってた。
会場に満ちた理系イベントの雰囲気がとても楽しかった。
研究に対する愛と誇り、そしてそれを押しつけることなく控えめな、物静かな佇まい。
役に立たない研究ばかりして!と奥さんに言われ続けて20年とか。
成果があがってくれば満足で、人に評価されたいって気持ちが薄いとことか素敵だよね。
そりゃあ即、役立たなくても、彼らはもっと大きい視点で研究開発をしてるんだ!
相手は宇宙なんだからさ!
73%のダーク・エネルギーと23%のダークマターに満たされた、謎の宇宙なんだから!
行ったのは木曜(ビジネスデー)でしたが、本日土曜は激混みだそうで会場は芋洗い状態らしいです。
開催期間は短くて2009/12/4(木)~12/6(日)まで。
10時~18時までだけど最終日の日曜は17時まで。入場は30分前まで。
でもって入場料が1500円!た か い!
前売り券買っておけば良かった(´・ω・`)
参考⇒宙博 公式サイト
さて。
難しめの展示もあるけど、望遠鏡を作ってみよう!とか星座早見表を作ってみよう!みたいな参加型のもあり。
宇宙や太陽についての講演会あり(これが一番面白かった)。
宇宙服を着てみようコーナーあり。ロボットや探査ローバのデモ実演あり。電気自動車の展示あり。物販有り。手作りの霧箱あり(タッパと発泡スチロールで出来ていた)。
ただし会場内は飲食禁止!
半券があれば当日の再入場ができるので半券を握りしめて外で何か食べ物を調達しよう。
立体映像シアターあり。
こいつは4D2Uという4次元宇宙ビューワーのデモなんですけど、木曜は並ぶことなくさくっと観れて、あまりの心地よさに半分寝てた。ごめん。
これ、お手元のPCでも再現できるそうです。
⇒4D2U 公式サイト
⇒無料ソフトMITAKAのダウンロードはコチラ
三鷹にある国立天文台ではドーム型シアターで宇宙映像を体験できるそうなので、それは是非行かねば!
一般公開日は決まっていて、月に2日ほどです。無料だよ!!
スケジュールなどはコチラ⇒4次元デジタル宇宙シアター公開のご案内
では、写真を見ながら一緒に宙博体験しましょうよ!
昼頃会場について、結局暗くなるまで入り浸ってました。入口だよ。
【人類は宙にふれて進化する】モノリスとか幼年期の終わりとかそんな感じ?
入ると、宇宙っぽさの演出に銀色の細長いのが浮いたり立ったりしていた。
入口すぐ左手にH-IIBロケットの模型。旅立つぜ!
こちらは宇宙ステーション補給機(HTV)の1/10模型。かなり精巧!
会場の真ん中へんには、宇宙服を着てみようコーナーがあるよ。
ここでは宇宙飛行士検定試験なんてのもやってるみたいだけど、木曜はやってなかった。土日のみだってさ。
あとは金星に運ばれる寄せ書き(あなたも書ける)とか、こども達が描いた宇宙っぽい絵が展示してあったりして華やか。うん、全体的に地味な会場の中で、ここだけはちょっと明るい雰囲気。
そこには宇宙食の展示も。
真ん中にあるのは鮭おにぎり。おにぎられてないけど。パッケージには、75℃~85℃のお湯を75ml入れて40分間で出来上がりって書いてあります。
おにぎりの右にあるのは醤油ラーメンとシーフードラーメン。
その下にあるパッケージは【OSUIMONO】って書かれてあります。
お吸い物はお湯(70℃)を150ml注いで2分待つんだそうです。お手軽!おにぎりと大違いね!
じゃあいよいよ楽しみにしていた宇宙服コスプレ!
こんな風に、カメラを渡すとスタッフさんが写真撮ってくれるよ。
ポラロイドで撮ってお金儲けとかしないあたりが、いかにも理系イベントだよね!
無料だよ。
っていうか、白い船外活動服のほうはどう見てもチャチな着ぐるみ。
だから私はオレンジ色の方を着せてもらったよ!
ウンパルンパみたいな体型で嬉しそうな私。
でもね、何か足りないでしょ?
はい、こっちが完全体。
手袋忘れてました!って、記念撮影あらかた終わってから言われたんだけど。
っていうか、黒い靴もね、後から「それも履きたい」って言ったら履かせてくれたのね。
いろいろと、コチラから働きかけなければ楽しめないのが理系イベント!
展示もただ見るのではなく、説明の人に質問して初めて楽しめるのです。
宇宙服コーナーでの一番のオススメは顔ハメ!
何か触っちゃいけない展示物みたいだけど、実は顔ハメ!
ハメて良いですか?って聞いたらどうぞーって。ご自由に~な雰囲気。
でもってこの顔ハメ宇宙服の頭上に輝く銀色のサムシングには・・・
【君たちは本当に宇宙に行く気があるのか?】と書いてあるよ。
いろいろ仕分けされてお金がない主催者側の悲痛な声だね、アイザック!
太陽光エネルギーを電気みたいに使っちゃおう!っていう試みの、宇宙太陽光利用システムの展示も面白かったよ。
手作り模型がこれ。
三角のヤツは静止衛星。水上に浮かんでいる施設に、衛星で集めたエネルギーを誘導信号を使って送り込みます。
発電装置のエネルギーを受けて奥にある観覧車が実際に回る仕様なのだけど、会場では大人の事情でNGだったんだって。
このシステムは2030年頃の実現を目指してるそうです。
衛星と地上の受信施設のあいだの空域は、大丈夫なの?って聞いたら、飛行機は計器に影響のある可能性があるので、そこは法律で飛べない空域に設定してもらうしか!って言ってた。
地上に送りこむときはエネルギーをうすーくしてるので、鳥が燃えたりすることはないんですって。
でも、鳥に精神的な影響はちょっとあるかもしれないですねぇわかりませんって言ってた。
こんな感じで、お話を聞くのが面白かったですよ。宇宙エレベータはまだですか?って聞いたら、それはまた別のプロジェクトですって。研究はされてるんだね。
会場の右手前には電気自動車が展示されていました。
エリーカ!Eliicaは車輪が8つありますよ。
試乗会を予定していたのだけど中止!
そりゃ、こんな狭い会場で試乗は無理よね。
せめて運転席に座りたかったなぁ。(免許持ってないけど)
もう一つはテスラ・ロードスター。
電気自動車だけど、テスラ側は日本の市場が極めて小さいことから、日本には中古車しかくれないのだそうです。
中古車といえばガリバー!
なので、ガリバー ミーツ テスラ。
ちなみに2人乗り。ロードスターらしいよね。
後ろのトランク部分の写真。
狭い!
そして会場の出口付近には物販コーナー!
宇宙関連の書籍が5%オフで売ってるよ。あと、でかい超合金のロケットとか。
宇宙を旅した酒とヨーグルト。酵母が宇宙を旅したんだよ。
それから素粒子の縫いぐるみ。particle zoo
22個セットのBOX、ユニバースは箱入りでブックレットも付いて15,000円!
高いよ!誰が買うの?
セットのよりも3周りぐらい大きい縫いぐるみは、バラ売り用で1個1,500円。それでも高い。
なんでもLAで1個1個手作りされたらしいよ。今回空輸されて緊急来日らしいよ。
私は散々悩んでダークマターお買い上げ。っていうか世帯主様に買ってもらいました。
異様に重たいです。暗黒物質。
日本では売ってない素粒子縫いぐるみたちは海外の公式サイトでネット・ショッピングできるよ。
⇒海外の公式サイト
・・・ニュートリノ3兄弟がどう見ても盗っ人です。
こんなにセットとか種類たくさんあるのね!
宙博会場ではユニバースのBOXと、ばら売りが15種類ぐらいしかありませんでした。
これはBOX用の小さめなストレンジ・クォーク。 なぜ目が3つ?
よく見て!右脇腹!詰め物をした後の綴じ跡が大雑把!アメリカーン!
この大雑把さが、逆に可愛いよね。
チャーム・クォークは薔薇の飾りが付いてたり、ウィーク・ボソンは両面に顔が付いていてそれぞれ+、-だったりと、なかなか凝っていて面白いものでした。
1個700円ぐらいなら売れると思うんだけどねぇ、日本でも。
そんな愉快な物販の近くにあったブースではこんな携帯ストラップが積んであった。
【ファシリティーうさぎ エコロじい】とな?
わざわざ“ティー”のとこと“じい”のとこに傍点が打ってあるのが哀しい。
うん、だから紅茶を持ってるんだよね。爺さんキャラなんだよね。わかったよ。
これは配布していたのかもしれないけど、写真だけ撮ってそっと山に戻しといた。
会場の右奥、講演スペースの向かいに囲われたブースがあるのだけど。
そこにひっそりと黄色い可愛いロボットのワカマルが2体棲んでおった。
なぜ、こんな目立たないところに?もっとガンガン積極的に見せようよ、それ!
控えめなのが理系イベント!
ワカマル。
いつも上から目線。
「可愛いね」 →「はい。よく言われます」
「(星占いしてくれたので)ありがとう」 →「また占ってあげます」
写真を撮りましょうって言うと、ポーズを決めて静止します。
目線を合わせると、胸のマークがハートになります。
チラチラと周りを見て、衆目を集めたくて必死の構ってチャンです。
それから、突如「充電が80%です」とか言って、「充電に帰ります」って動き出した。
え?80%ならまだ良いでしょ?
このあたりは充電レベルとか設定していないから、ものすごく気まぐれなんだそうです。
で、少しの間ガコガコ動いて戻ろうとしてたけど、急に「充電はやめます」と言って戻ってきおった。
気まぐれ過ぎる!
ワカマルは可愛いので、ぜひみんな構ってあげよう!説明してくれるお兄さんも面白いよ!
ロボ繋がりで、会場中央の奥には宇宙探査ロボのローバが数体います。
砂場が設えてあって、そこで実演デモをしてくれます。
この子は石を採取するデモ。
この子は横にも動ける足を持ったローバ。説明の人がむちゃカッコ良かった。
この子は石を乗り越えるデモ。
足が非常に自由な感じです。4つがそれぞれ独立して動くから、その場で旋回したりもできる!
こちらはミミズ型地中探査ロボのアースオーガ。うねうね蠕動運動して掘り進むよ!
他、こんなクリスタルっぽいものが展示されてたり。
【このクリスタルには、計算機シミュレーションで得られた、一辺が2億光年の宇宙空間の構造(銀河の分布)が閉じ込められています。】
重力レンズ効果のシミュレーション・モニターがあったり。
胸の辺りがブラックホールです。
ノーベル賞のメダルのレプリカが展示されたりしました。
受賞者は本物1個とレプリカ3個をもらえるんですってね!
「宙からみた地球と課題」の講演で、いろいろ面白いことを話していましたが。
結論としては
「宇宙は広い だから小さなことでくよくよしない。 きちんと明日を生きる」
みたいなスライドで笑った。
仕分けされてもくよくよしない!って言ってた。
会場に満ちた理系イベントの雰囲気がとても楽しかった。
研究に対する愛と誇り、そしてそれを押しつけることなく控えめな、物静かな佇まい。
役に立たない研究ばかりして!と奥さんに言われ続けて20年とか。
成果があがってくれば満足で、人に評価されたいって気持ちが薄いとことか素敵だよね。
そりゃあ即、役立たなくても、彼らはもっと大きい視点で研究開発をしてるんだ!
相手は宇宙なんだからさ!
73%のダーク・エネルギーと23%のダークマターに満たされた、謎の宇宙なんだから!
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by neko-dama
| 2009-12-06 00:37
| 猫のお出かけ