日々の身繕いでイツノマニカ体内に生成される毛玉のハナシ


by neko-dama
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富浦枇杷俱楽部。

小湊の猫写真はそのうちまたチョコチョコ載せることにし、
帰りがけに(といっても反対方向だけど)富浦に寄ったので枇杷俱楽部。
房総の電車カッコイイよ。紺とクリーム色ってのが好き。
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富浦の駅前商店街には、こんな街灯がある。
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枇杷ですな。ちゃんと葉っぱも付いとるよ。アップでもう1枚。
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商店街の街灯って独自のモノがあって面白いなぁ。と、この春辺りに気づきました。
それで初めて行く場所では街灯に注意を向けたりする今日この頃。街灯フォルダ作るか。
枇杷の町だから、街灯も枇杷。

枇杷の町だからバスも枇杷。
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富浦には他にも枇杷オブジェとか枇杷イラストがいろいろあったよ。

富浦駅からコメリの看板を目指して、歩いて20分くらいで枇杷俱楽部に到着。
2007年にも来たのですが、そのときの目当ては向かいのにゃんだパーク。
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たくさんの猫とふれあえるってアレだ。あの施設は本当辛かった。
入場した瞬間目がチカチカ鼻と喉がムズムズ。猫毛が舞いすぎ。猫臭い。
敷地面積のわりに猫が多くて、しかもあまり手入れしてもらってない様子。
右のこの子、太りすぎ!左は他の猫2匹が同じベッドに丸まってるとこ。
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この子だけこんなに太らせて、見せ物にしてるんだろうけど。可哀想だよ!ちゃんと健康管理してあげて!
とまあ、酷かったのでもう二度と行きませんしお勧めもしません。
猫は可愛いけどさ。お店の人の猫の扱いが酷いと思った。
町田の猫カフェぐらいきちんと可愛がられていれば、こういう場所も好きなんだけど。

さあ、今年の目当ては枇杷ソフト!枇杷俱楽部のびわソフト!
枇杷俱楽部には大きな枇杷の実オブジェ。
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びわ色のソフトクリームのアレ。これなんていうの?
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店にはポスター。
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毎朝自社工場で作っています。日本で初めて本物のびわを使用したソフトクリーム。富浦産びわ使用。

この枇杷俱楽部の周りにもソフト屋さんはあるんです。
でもね、ここんちのソフトが段違いに美味しいの。350円。ほら。
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一昨年食べた他の店のは250円だけど生臭い味がしたのよ。
枇杷俱楽部のは100円高い分を補ってあまりある美味しさなの。フルーティー&クリーミー。
生臭さなんてカケラも感じない。

2007年に食べたとき。実はコレ2個目なので非常に嬉しそうです。
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1人で全部食べたんじゃないんだよ!はにぃ様と分けたんだよ!まあ2/3は私が食べた気がするが。
今年も2人で2個食べました。

中のレストランには枇杷カレーもあるよ。まろやか。
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富浦の駅前には猫がいた。一昨年は母猫とまだ生後2ヶ月ぐらいの子猫たちがいた。
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今年はこの子達の大きくなった姿が見れるかと思ったけど、どの子もいなかった。
別の猫がいたさ。入れ替わり、激しいんだなぁ。
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by neko-dama | 2009-07-22 12:37 | 猫のお出かけ

漁港猫。

だらだらと写真ですよ。

川っぺりにいた子。じーっと丸くなって警戒してた。
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漁港のとこで、猫と目が合う。ついて行ってみよう。
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道具置き場のほうを見下ろす猫ちん。
毛皮の模様色の濃さが上半身と下半身ではっきり違う猫。
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濃淡雉猫の行く手には、黒猫がいたよ。
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見つめ合うふたり。
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濃淡雉猫はゆっくりと近づいて、隣の青シートに落ち着きました。
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毛繕いに夢中すぎる。
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こんな感じですよ。
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黒猫のほうは、黒猫のほうで寛いでる。
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黒猫さん、目つきの鋭いしょうゆ顔っすね。
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少し前に、三毛猫もここに来ていたよ。猫の社交場か、ここは。
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三毛は下のほうに座っています。
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ちらっ!
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眠そう。
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この3人の位置関係は、こんな。
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いつまでも毛繕う濃淡雉猫。
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ぐったり横たわる黒猫。
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お互いに、気にしてるんだか。
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してないんだか。
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ゆるりと過ぎる漁港での夏の日。
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by neko-dama | 2009-07-17 18:56 | 猫じゃらし
もう5月も終わっちまいますが。
話は3月7日にバック・トゥ・ザ・過去。

毎年の行事となっている長野にスノーシュー。
2月半ば~3月半ばに車山高原に行きます。

今年は3月7日~8日で行ってきました。
予約を入れていた常宿が、いかんともしがたい体調的理由で宿泊できず。
ご紹介いただいた近くの宿に泊まったよ。
普通に快適でしたが、常宿のほうが落ち着くし料理が旨いので来年は常宿に泊まりたいです。

いかんともしがたい体調的理由でツアーも中止だったので、自分たちだけで大丈夫そうなルートへと。
今年は天気には恵まれまして、吹雪くこともなく気持ちよく雪上ウォーキングを楽しめました。

1日目はカシガリ山。
履いたのは、レンタルのTSL。私だけ専用靴のワンタッチのやつでした。
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どこでワンタッチかというと。足指の付け根あたり両側にある穴にスノーシュー側のポッチを押し込む感じ。
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コツを掴まないとちょっと難しい。

装着したら、歩くぜよ。
歩いたら雪面がシャリシャリしてた。ちょっと湿って硬い感じ。
んでも動物の足跡がしっかり見れて嬉しい。これウサギな。
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他にも鹿っぽいの、イタチっぽいのとかあったよ。
スノーシューで楽しいのは、こういう動物の残す跡が見れること!
時には、ウサギの足跡のとこに黒いフンが落ちてたり、ウサギが追いかけられて逃げ回ったらしき跡なんかも見受けられる。

こっちは人間。
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ぼふぼふ歩くよ。
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ものすごく晴れていて、視界が開けると遠く富士山もうっすら見えた。近くの山並みは雪をいただいて綺麗。
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そして2日目は車山。晴れたり曇ったりで、概ね良い天気でした。
宿のオーナーに登山口まで車で送ってもらって、山頂を目指す。
その後、スキー場を迂回しつつ下る感じ。
入り口付近は寒そう感いっぱい。
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雪の形が面白い。
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こりゃ何だ?
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あざみか何かの花が雪まみれになった姿だった。
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枝に付着しまくった雪。霧氷かい。
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みんなどんどん登っていく。
直登・・・きつい・・・はぁ・・・はぁふぅ・・・。
だ・・・め・・・だ・・・
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とか、グッタリしながらも何とか登ったよ。山頂です。
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言い訳すると、専用靴が足に合わないんですよ。
スネ痛くて、あとで見たらアザになってたもんね。
あと爪先が二本爪&かかとロック機能がないから、登りに踏ん張りがきかないのね。
まあでも、それがなくても普段の運動不足が祟ってるって。体力無さ杉。ガックン。

山頂近くの避難小屋でおにぎり食べて、スキー場を迂回する下り道を探しつつ帰路につく。
すぐそこでスキーを楽しむ若者たちや家族連れ。ジロジロ見られつつ私たちは歩くよ。

尻すべりを楽しむ仲間達を撮ったら、私のカメラでは白すぎた。
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なんか宙に浮かぶカラフルな人たちになっちゃった。トホホ。

霧氷?ぽこぽこ丸くて可愛いわぁ。
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雪は湿ってガチガチだったけど、天気には恵まれて二日間存分に歩けました。
楽しかったよ!
スキー場の近くにこんなのあったけど。
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こわい!くま?

昨年の様子。
はにぃ様のスノーシュー記録。
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by neko-dama | 2009-05-27 13:23 | 猫のお出かけ
長々続けてきた滋賀っ旅日記も、今回でやっとこ終わりです。
コネタ集的なものなので、軽く見てってくださいな。

<その1 雨樋>
日野の家屋は古い造りでも新しいものでも、どこか装飾が凝っていたり。
見ていて飽きないんですが、今回は雨樋が美しいことに気づきました。
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東京にもこんな装飾的な雨樋はあるのだろうか?今度、注意して見てみようと思います。

<その2 ソフトクリームが美味しい>
滋賀農業エンタテイメントのブルーメの丘ではソフトクリームを売っています。
ジャージー牛乳から作った美味しいソフト!
チョコや抹茶味もありますが、オススメは断然ミルクですよ。
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あれ?1個ピンク色のが!
はい。ついうっかり、薔薇ソフトを選んでしまったのは私です。
これはすごい。薔薇の香りと薔薇の味がしっかりしますよ!
薔薇ジャムから甘さをだいぶ減らした味がします。美味しいよ!
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近くにいた子供に「バラっていちばんマズそー!」ってすごい顔で言われたけど気にしないもん。
お子ちゃまはチョコソフトでも舐めてな!

<その3 綿菓子がでかい>
日野祭で賑わう町。綿貫神社の前にはズラーっと出店が並んでいました。
お祭りモードに入った私の心は、綿菓子を見つけると食べたくて仕方なくなりました。
たーべーたーいー!わーたーがーしー!
と言ったら小銭を恵んでくれる優しい はにぃタン。様。
ほくほくと、買いに行く私。おじさん、いくらですか?「袋、500円。」
・・・1本だけ欲しいんですけどー。
「じゃあ200円。ちょっと待ってや。」
「・・・。」
「・・・もっと巻くかー?」
「あ、いえ、そのぐらいで充分です。」
どーん!
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大きい!左側に見えるのが屋台のおじさん。
これって一袋よりも多くないですかね?
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もうなんか、嬉しいやら恥ずかしいやら。ただの砂糖なんだけどさ。
し・あ・わ・せ。
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<その4 花子>
信楽焼の狸は、よく見かけました。
実は母が滋賀に嫁入りする前、というか、私が子供の頃から我が家にあったと思うんだけど。
あの狸のオンナノコ・バージョンがあるんです。
我が家では彼女を花子って呼んでます。
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母は花子を大事にしていて、嫁入りのときも持参。
私は、母に会いに行ったときには花子にもちゃんと会います。可愛い。
描写が細かいでしょう?・・・卑猥とか言わないで!

花の写真でもどうぞ。
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<その5 日野菜漬けが美味しい>
日野の特産品に、日野菜という蕪があります。
小さな大根みたいな感じで、頭のとこの皮が赤いのが特徴。
その漬け物が、超お気に入りです。
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ほんのりした苦みと、しゃきしゃきの歯ごたえ。
漬け汁の酸っぱさもまろやかで、ご飯がどんどん進みます!
本当に美味しいよ。でもたまに、赤色何号とか人工着色料を使用しているものもあるから、原材料は見てから買いましょう。
せっかくの天然の赤みなのに、わざわざ色を付ける必要はないおね!
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<その6 ひこにゃん可愛い>
彦根城に行くとあちこちに ひこにゃん のイラストがあります。
今回は彦根城には行かなかったけど、道の駅でひこにゃん発見!
えびマヨネーズ煎餅にゃん。
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ひこにゃんは働き者すなぁ~。可愛いにゃ~。

さて、そうして我が家に帰ると。
我が家のにゃん、なつめさんは珍しく玄関までお出迎えしてくれた。
文句たらたらで。
この日はずーっと声高に喋り続けていたなつめさんであったが、私達は疲れていたので、あまり相手にしてあげられず。
どこ行ってたにゃー!ほっとき過ぎにゃー!不安だったにゃー!ぷーぷー!
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ごめんよ。明日たくさん遊ぼうね。むにゃむにゃ・・・。

今年の滋賀旅行はこれにて終わりです。
日野は良いとこ一度はおいで!
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《滋賀旅行2009まとめ》
滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り
滋賀に、母に会いに。 ②日野祭は古式ゆかしき
日野祭の影で。
桟敷窓体験。
近江日野商人館。
滋賀に、母に会いに。 ③さよならの前に安土城趾

《番外篇》
いんたーねっつ。
蛸の話。
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by neko-dama | 2009-05-18 13:08 | 猫のお出かけ
2泊3日とは短いもので、もう東京に帰る日がやってきました。

滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り
滋賀に、母に会いに。 ②日野祭は古式ゆかしき
日野祭の影で。
桟敷窓体験。
近江日野商人館。

私達が泊まりに来るというので用意しておいてくれた、お菓子やフルーツなどなどは当然消費しきれずに、せっかくだからと東京に持って帰ることに。
といっても、とても手荷物で運ぶには多すぎる。ので、黒猫が活躍。
黒猫といってもなつめさんは役立たずだけど、宅急便は素晴らしいのだ。
その役立たず。
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1個120円もする蜜柑をごっそり、甘栗の大袋を2つ、何か粉状のドリンク3袋、緑色の革バッグなどなど。ついでに着替えとか土産とか余計な荷物も詰め込んで送っちゃえ。
最近、旅行するときは積極的に宅急便を使っています。1000円ちょっとで楽が出来るなら良いな、と。

私のはにぃタンが、荒れていた庭のプランターゾーンを耕したり、焼却炉の上までいっぱい溜まった灰を埋めてくれたり、ゴミ燃やしたり、八面六臂の大活躍。本当、良い人だなぁ。
母は大喜びしながらも「もういいわ~、そのへんで。助かったわ~。」と母なりの恐縮の姿勢を見せていた。
私はゴミを燃やすのを手伝ったのだけど、すぐに消してしまって「あんた、消すの得意ね!」と言われて苦笑った。

昼食後、お継父さんにお別れを言って出発。「今度、綿向山登山においで~。」
車が見えなくなるまで、玄関の前から見送ってくれるお継父さん。手を振る。

さて、そんなこんなで最後に、安土駅から徒歩20分のとこにある安土城趾に連れて行ってもらったよ。私達は車ですけど、駅から20分なら近いね。

安土城は1576年、織田信長が3年かけて築城(7年とも)。
信長が倒れた本能寺の変の後に消失し、今では城壁などが残るのみ。
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入場料:大人500円/小中学生100円 開山時間:9時~16時(受付)
(母は「普段は無料なのに」と言っていました。が、2006年8月までは無料だったのだそうで、以降入場料をとっているのだとか)。
駐車場は普段は無料だけど、花見時期やGWなど混雑する時期だけ500円(普通車)。

天守まで直行直帰したら、30分ちょっとです。登り20分、下り15分ぐらい。
横道や、別料金(500円)の何かとかいろいろあるので、ゆっくり楽しみたいときは2時間くらいかけて隅々まで観ても良いかも。

母は「車で待っているから登っておいで」と言って、ぶーんと去っていきました。駐車場に。

登りはじめのところは、石段が一段一段高い。ひゃー!
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ラフだねぇ。でもかなり整備されていて、昔は階段にすらなっていなかったのだとか。ふむ。整備にお金をかけるから、入場料をとるんですね。納得。

でもって、大手道の階段のあちこちに石仏が埋まっています。
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これは何もご加護を願ってのことではなくて、築城の際に近隣の山から石を運んでき中に石仏も含まれていたってことらしいです。
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ここに運ばれる前は信仰の対象だった石仏。

学術調査と整備事業が行われたのが平成元年からだそうで(20カ年計画)、今でも引き続き発掘などされているみたい。
途中にあった仏さまの足跡。大きい!“仏足石”
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室町時代中期のもので、大変貴重なお品。
なのに、発掘されたときは崩れた石坂の中の石材のひとつとして埋もれていたとか。
信長にとっては、インドの信仰よりも堅固な城のほうが大事だったということでしょう。

さて、天守に着きました。
といっても建物が残っているわけではないですから、石の跡のみです。
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思ったより小さなスペース。
そして何もない。
いや、何もなさにかけてはどこにも負けないんじゃないだろうか。
入り口からここまで、トイレもないし自販機もないし勿論茶店なんてない。ベンチすらない。
ただ所々に立て札があって、歴史を説明するのみだ。
素っ気ないなぁ。

見晴らしは、キラキラと琵琶湖が見えて綺麗ですが、この日は曇り。霞んでいました。

あまりにも何もないので落胆していてところ、近くにいた男の人がこんなことを言ってた。
「やっぱり何度来ても良いなぁ!」
そうか。城マニアにはタマランのか。かえってこの無骨さが想像力を刺激するんだな。
私はあんまり城マニアじゃないので、無表情に眺めるのみとなってしまったが。
それでも、途中の城壁は見事だし、仏足石の美しい彫りも見れたし。
このとこ山歩きに行けてないので、運動にもなって良かった!

見学を終えて車に戻り、米原まで送ってもらった。
米原の駅はなんだか工事中で、新しくなったりしていた。
以前、泣きそうな母と別れた改札が、今はただの跡になって大きな床の染みのようになっていた。

滋賀に、母に会いに。 ~番外篇~
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by neko-dama | 2009-05-15 17:24 | 猫のお出かけ

近江日野商人館。

滋賀に行ったよシリーズはコレとあともう2回の予定。

滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り
滋賀に、母に会いに。 ②日野祭は古式ゆかしき
日野祭の影で。
桟敷窓体験。

日野にある歴史民俗資料館、近江日野商人館に行ってきたので写真メインで書くよ。
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入場料は大人300円/小中学生120円。
営業時間は9時~16時で、定休日は月曜・金曜・年末年始。
この建物は、近江日野商人の山中兵右衛門さんが町に寄贈したのだそうです。

中は写真撮影OK。希望すればガイドもしてくださいます。
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玄関をあがると、日野椀や薬の看板などが展示してある。
日野椀のまるでプラスチックな見た目と劣化しなさに驚いたり。写真は撮り忘れました。

屋敷の奥、奥座敷はものすごい贅沢な造りで、説明を聞きながら呆れた。
天井の板は全部屋久杉、床の間の板は玉木(タマモク)のケヤキの一枚板、欄間が桐材の鳳凰透かし彫り、建具がいちいち装飾的で凝っていたり、襖の取手が七宝焼き、障子の桟は全て面取してある。
それらが全て控えめで、判る人には判るという主張のなさ。
招いた客のレベルが低ければ全く気づかず、高ければ関心しきりといった具合。
奥座敷の写真もありませんが、いらっしゃったら細かいところまで要チェックですぜ!

ここからは写真でズラズラと。
商人が使用した押切判、各種。
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明治24年~昭和20年頃のポット&ミルク入れ。可愛い!
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昭和時代前期のティーカップ&ソーサー。瀬戸焼か?これも可愛い!
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各種の薬。あまりの効き目に民衆が名前を変えてしまった“萬病感応丸”など。
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広告的なもの。“歯薬”、“首より上の薬”などなど。
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こちらは明治末期の薬の広告。
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紙風船様の可愛いもの。まわたふりだしっていうシッカロールみたいなものかな?
“ホントニ ヨクキク 近江の薬”
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明治42年頃の新聞広告。“カブトビール”
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“接着粉剤”って何だろうか。
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ゴム印を自分の顔に押している絵がスゴイ。
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“化粧品いろいろ”の絵がミュシャ風で素敵。
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カラー広告。色使いのポップさとレトロさがイイ!洋服屋。
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福地日進薬薬館の広告。この可愛さはどうだろう。
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栄寿司食堂の広告と、田中呉服店のセール広告。素敵すぎる!
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薬のカラーポスター。可愛いよ、可愛いよ!
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これは二宮金治郎の受領書。
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1836年の飢饉のときに寄付を募った二宮さんに、この屋敷の持ち主山中さんが応じたのだそうです。
日野の商人は裕福だけれど、自分の楽しみのためにお金を使うのではなく、社会に還元するという意識を常に持っていたという。イマっぽいですよね。ていうか、今こそそうあらねばな。

薬や椀の他、醤油、酒も作っていたとのこと。派手な色使いがなんか景気良い感じ。
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階段に飾ってあった、ほいのぼり。きれい。
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“ほいのぼり”とは、春祭りに奉納される花飾りで、竹籤と紙で出来ています。
江戸時代からの伝統で、厄除けや五穀豊穣を願う飾りのことで日野独特のもの。

そういえば、毎年母が「ほいのぼり作ってんのよ、大変よ」ってぼやいています。

最終日⇒滋賀に、母に会いに。 ③さよならの前に安土城趾
    ⇒滋賀に、母に会いに。 ~番外篇~
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by neko-dama | 2009-05-14 13:52 | 猫のお出かけ

蛸の話。

滋賀の母に会いに行ったシリーズ。

今日は小咄。
母の結婚した人は、つまり私のお継父さん。
そのお継父さんは、80歳のお爺ちゃんです。

今回、お祭りの前夜祭のときに、家でみんなでどぶろくを呑みました。
お継父さん、結構強くてね。ガブガブ呑んでた。
いつもノンビリした優しい人で、お酒も楽しかった。
そのときに聞いた話。

昔、お継父さんが先生をやってた頃。
みんなで旅行に行きました。

同僚が、旅先で生の蛸(タコ)を買ったのです。
その人は、紐で縛った蛸をブラブラ持っていました。
駅で電車を待っているとき、その人はベンチに腰掛けました。
と同時に、よいしょっとベンチのわきに蛸を置きました。

すると、蛸。
チャンス!とばかりに8本の足をさかさか動かし、ホームを逃げていきます。
紐で縛られた蛸が、ホームを一生懸命に走っていくんです!

それを見た同僚。
せっかく土産に買った蛸ですから、腰を上げて追いかけます。
ホームを走っていく縛られた蛸を追いかけます。
「おーい!待てー!」

蛸に追いついた、と思った瞬間。
彼は、蛸をギュムっと踏みつけてしまってスッテンコロリン!
漫画のように転んでしまいました。


この話をね、母とお継父さんがえらい笑い転げながら話してくれました。
なんか光景が目に浮かんで、聞いてる私たちも笑って。
テーブル囲んで4人、泣くほど笑いました。

そのあと、お継父さんは町の人とも呑んで呑んで。
酔いつぶれてしまい、足元が覚束なくて、ソファーから立ち上がれずに転んでしまった。
蛸はいないけど、時に酒は蛸を踏むのと同じ効果を発揮する。
ドタンと転んでもニコニコ笑いながら楽しそうにしているお継父さんが、私はとても可笑しかった。
母と私で肩を抱えて、お継父さんをベッドに運びこんだ、祭の前夜の終わりでした。

翌朝、お継父さんはバツが悪そうにしていたけれど、私は楽しかった。とても。

滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り
滋賀に、母に会いに。 ②日野祭は古式ゆかしき
日野祭の影で。
桟敷窓体験。
近江日野商人館。
滋賀に、母に会いに。 ③さよならの前に安土城趾
いんたーねっつ。
滋賀に、母に会いに。 ~番外篇~
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by neko-dama | 2009-05-13 13:09 | その日暮らし

桟敷窓体験。

日野祭はまだもうちょっと続きます。

滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り
滋賀に、母に会いに。 ②日野祭は古式ゆかしき
日野祭の影で。

桟敷窓体験をさせてくれるお家がありました。
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これは!体験してみたい!
と思い、様子を窺う。
これだけ周りは人で賑わっているのに、ここには人の列もない。
どころか、体験中の人もいない。
誰もおらんの。

そこで思い切って、ごめんくださーい!
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おお。中はこうなっているのか。
庭に桟敷と屋根を設置してあります。
これらは祭りの時だけ設置するそうで、普段は普通のお庭なんだそうです。

声をかけてはみたものの、誰もおらんのじゃ。
奥の方から笑い声が聞こえたので、きっと一家団欒しているのだろう。
少し戸惑いながら、ここは行くしかない!と決心して座敷にあがってみた。
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本当は、あのぶらーんと垂れた赤い紐で御簾をクルっと結ぶんです。
わかんなかったので、あれ?とか言いながら何度も上げ下げしてしまった。

で、結局お家の人にはお会いできず。
聞こえないのを承知で「ありがとうございましたー。」とか言って出ました。
すると、入り口に人が集まってきて、皆どんどん桟敷窓体験をしてました。
やっぱり誰もいないと気が引けちゃうわよね。
誰かがやってると安心して我も!と思うわけで。

こうやって桟敷を開放してくれたり、ベンチが設えてあったり、飲み水が玄関口に用意してあったりと、無差別なおもてなしの徹底した日野祭。
個人レベルでやってるんですよ?素晴らしいなぁ。
しかも、なんだかそれがザックバラン。
当然のことですよ、とでも言うように、押しつけがましくない。お礼を求めてない。
そんなところが、素敵だなと思ったのでした。

近江日野商人館。
滋賀に、母に会いに。 ③さよならの前に安土城趾
滋賀に、母に会いに。 ~番外篇~
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by neko-dama | 2009-05-10 17:53 | 猫のお出かけ

日野祭の影で。

近江の国でのいろいろは、まだまだ楽しいことがありますのよ。

滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り
滋賀に、母に会いに。 ②日野祭は古式ゆかしき

日野祭のときに観光案内所の奥でひっそり“しゃくなげ展”やってた。
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きれい!
小さなところで、鉢が20個くらい並んでいるだけのものだったけど、花は良いよね~。
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こんな薄紫色の石楠花もあるんですね!初めて見たお!
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もう花も終わりかけで元気ない感じでしたが。

そして、商店街をほっつき歩いていると、ショーウインドウに小さな兜を発見。
ガラス越しなので映りがおかしいのは大目に見てちょ。
純銀鯰(なまず)尾の兜。
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このへんの有名人蒲生氏郷公(1556年)の兜のミニチュアレプリカだそうな。しかもこれ、純銀て!
そこには説明書きが添えてあって。
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“蒲生氏郷公は銀の鯰尾の兜を愛用し、いつも自ら敵陣に切り込みました。新参の部下に対し、「我が軍には銀色に輝く鯰尾の兜をかぶって先陣を切って戦う者がいる。この者に負けないように働け。」と言っていたという有名な逸話があります。”
うほー!カッコイイ!ラインハルトさま!ビッテンフェルトさま!

更に歩くと、隣の商店街(?)に。日野ギンザから、しゃくなげ街道になった。
そこの街灯が! かんわいいの!
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しゃくなげ型の傘だよ。
こういう変わった街灯って、面白いね。

桟敷窓体験。
近江日野商人館。
滋賀に、母に会いに。 ③さよならの前に安土城趾
滋賀に、母に会いに。 ~番外篇~
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by neko-dama | 2009-05-09 16:51 | 猫のお出かけ
滋賀旅行シリーズ2つ目です。
前回⇒滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り

滋賀県蒲生郡日野町では、毎年5月2・3・4日に日野祭が催され、町中お祭り一色になる。
祭りに初めて御輿が出たのが嘉応2年(西暦1170年)のことだというので、とても古い伝統あるお祭りだ。
それが今に受け継がれ、現代的祭りと伝統的神事が同居する空間が、この時期は楽しめる。
そんな日野祭をちょっと見ていっておくれ!
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歴史的背景にはあまり詳しくないので、祭りの表面だけを書いていくことにする。
日野の町は古い造りの家が多く、民家を見ながら散歩するだけでも楽しい。
そこらへんは埼玉県の川越みたいなものだ。
これは町の小さな神社の鬼瓦。素晴らしい。
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蔵なんてそこら中にある。
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滋賀は地理的に京都や奈良と近く、歴史もあるのだが、あんまり観光スポットとして知られていない気がする。
それだけにいろいろザックバランな感じで、素っ気なくて、そういうのが好きなら観光に出かけてみてほしい。

基本は綿向神社で神事を行い、3人の神稚児(神が宿る依り代としての3人の子供)を神社から2kmほど離れたひばり野にお送りし、また神社に帰ってくる。
神稚児はお稚児さんと呼ばれ、御輿に担がれて移動する。
これがお稚児さんたち。上に吊ってある白いのは被り物。
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お稚児さんを警護する裃姿の人たち。100人ぐらいいる。
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綿向神社で見かけたものをいくつか。
喫煙所の灰皿に、"㐂寿記念 わしらの同級会”って書いてある。面白い。
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喫煙所に、こんな画が掛けられていた。
弘治三年(1557年)の祭礼渡御の様子が描かれている祭礼絵馬。
描かれたのは1812年とのこと。今日の名物で200年前からあるという曳山(ひきやま)は描かれていない。
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その曳山のミニチュアが豪華な感じで飾ってあった。
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本物はこれ。このエントリ1枚目の写真もそうだよ。
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あれ、上に乗ってるの(ダシ)、ひこにゃん?と思ったら。
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かねたん(直江兼続のマスコットキャラ)だった!犬っぽい。
ちなみに、ひこにゃんはコレ。かわいー。
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曳山は新しいモノでも130年が経っているそうで、現在16基が残っている。
それぞれに煌びやかな織物(西陣織やら)、見事に繊細な彫刻、凝った装飾金具が施されている。
間近でじっくり見ると、芸術品としての素晴らしさに感嘆する。
これは実際に自分の目で確かめて欲しい。

この曳山は神社からメインストリートを練り歩く。太鼓の音、笛の音が鳴り響き、かけ声も華やか。
曲がり角やUターンのときは“ギンギリ廻し”と言われる動作をします。
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てこを入れて若い衆が曳山を持ち上げるんですな。このとき、お囃子も盛んになって大変盛り上がります。
そういう説明書きも町に手書きのポスターがあって知ったんですけどね。
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5月2日の夕方には、町を練り歩く曳山が札の辻に5基も集まってギンギリ廻し合戦をしていました。
なんだか見物していると楽しくなりますよ。アドレナリンでも出てくるのかしら。

そんな曳山は、町の各所に格納庫(山蔵)があります。大きい!
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近江日野商人館という資料館には曳山のミニチュアがずらっと飾ってありました。
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商店街にはこんな暖簾も。
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オマケに、日野ギンザ商店街の街灯は倉の形をしてました。
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さて、この地独特の風習、桟敷窓について少し。
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家の塀を切り取って、そこから祭りを眺めるんです。
普段はちゃんと蓋がしてあります。
近江商人が顧客を招き、桟敷で祭りを見せながら商談をしていたのだそうですよ。
威勢の良い祭りを見ながらの商談は、さぞ捗ったことでしょう。
今日では遠方から訪ねてくる孫の接待用ですかね。
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布は赤ばかりじゃなかった。
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新しいお家でもちゃんと桟敷窓を作ってるんですね。
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本来はこうして内から外を眺めるためのものですが、今日では桟敷窓アートという新しい使われ方をしています。
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中に掛け軸や屏風、器や飾り物、雛祭りの時期にはお雛人形を飾っています。
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あと、このあたりの家は、ベンガラ塗りという渋い赤の塗料で木材を塗ってあります。
ちゃんと写真撮れば良かった!こんな感じですの。
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手入れして塗り直すと鮮やか色なんですけど、放置しとくとくすんで剥げちゃう。
母の家は放置組で、すっかりベンガラが取れてしまい普通の家になっています。

祭りを案内してくれた母、お疲れ様でした&ありがとう。
ってここに書いても仕方ないので、母の日のお花、もうすぐ届くはずよ。

手書きのポスター、味があって愛があって、良いなぁ。
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日野祭の影で。
桟敷窓体験。
近江日野商人館。
滋賀に、母に会いに。 ③さよならの前に安土城趾
滋賀に、母に会いに。 ~番外篇~
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by neko-dama | 2009-05-08 14:52 | 猫のお出かけ