日々の身繕いでイツノマニカ体内に生成される毛玉のハナシ


by neko-dama
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どうもどうも、ご無沙汰しとりますなぁ~。
ここんとこは、滋賀県在住の母がコッチに来てたのでアレコレ忙しかったす。

母、63歳。強行スケジュール。

9/4(金)昼頃上京 ―東京駅まで迎えに行く⇒観光・夕食・我が家に一泊
 /5(土)朝、仙台へ向かう ―東京駅までお見送り⇒母は山形の墓参り・親戚巡り
      仙台の叔母(母の妹)宅に2泊

 /7(月)母、昼頃東京駅に着く。
      連絡よこさず、「今上野。あんた家にいるでしょ。」とメールがくる。
      東京駅にいつ着くのかワカラナイので、最寄り駅に着いたら電話するように返信。

      我が家最寄りの駅で下車するとこまではうまくいったが、その後迷子に。(´・ω・`)
      「助けて。住所間違えた。」と電話がくる。ゼーゼーいっている。
      間違えた方の住所を聞き、周りに何が見えるかも聞き、
      ググル地図で目星をつけてから急いで捜索。⇒発見、捕獲、収容。
      連絡よこさない自分が悪いくせにゴキゲン斜め。疲れたろうから、そっとしとく。
      我が家に宿泊。

 /8(火)昼頃、兄貴が車で迎えに来る。
      兄は母の買った家に夫婦で住んでいるのだが、
      リフォームしたから見においでよ、とのこと。
      我が家から車で2時間弱。途中で昼ご飯も食べたから家に着いたのが16時くらい。
      3時間ほど滞在。
      車で1時間ほどのお店に移動することに。途中仕事帰りの兄嫁を拾う。
      4人で夕飯。我が家まで車で送ってもらって帰宅。23時!勿論我が家に宿泊。

 /9(水)昼過ぎの新幹線で滋賀に帰っていく。
      15:50ぐらいに滋賀の新幹線の駅に着く。


そんなこんなであっちコッチ行ってきた母上様。
煙草のせいと年のせいと、若い頃の無理がたたって、かなり体が弱っているので
可哀想なくらい疲れてました。

兄の前では元気にふるまってるのが、また可哀想で。
っていうか、兄。母に「泊まっていく?」の一言ぐらいあっても良いのにな。あれは母の家なんだから。
母はそういうこと気にするから、密かに落ち込んでたよ。
自分からは言えないから黙ってるのがまた可哀想で…。

まあ、いろいろ思うところのある日々でした。

一番の"思うところ”は、実の父が行方不明ってこと。
山形の人なのだけど、ここ3年ばかり姿が見えないのらしい。
糖尿病で病院にも行ってなくて(保険入ってないから)ヒトリモノなので、
生きてるんだか死んでるんだか。

借金取りに殺されてるかもしれないし、内臓売りさばかされてるかもしれないし、どこかで糖尿病のためにひっそり死んでるかもしれない。生きているなら逃げ回ってるんだろうし。借金取りから。
なんにせよ、ロクな目にあってなさそうです。

母はこの話をしながら「ショックだわ」と言って、もうちょっと調べてみようかと思っているみたい。
自分で一番ショックなのは、私はその話を聞いても何とも思わないこと、なんですよね。
薄情だよなぁ、とは思うけどさ。
正直、知ったこっちゃない。
あまり記憶にもない人だ。哀れには思うけど、ほとんど感情が動かされないのな。

血は水よりも濃いって本当なんだろうか?
単に血が繋がっているってだけで、何か尊いのだろうか。
実の父には何の感情も湧かない。
怒りも、哀しみも、懐かしさも、好意も、嫌悪も。まったく何も。

ところで、兄嫁様。
食べるとき左手がお膝の上ってのは、お行儀悪いぜよ。
自分家では良いけど、外食とか人前ではお行儀良くしようぜ。

いろいろ黒い感じですが、一眠りすればさらっさらーのサラサーティになれると思います。
母ちゃん、お疲れ様でした。お継父さん、1人にしてスイマセン。同居人様、お気遣いありがとう。
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by neko-dama | 2009-09-09 16:06 | その日暮らし
2泊3日とは短いもので、もう東京に帰る日がやってきました。

滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り
滋賀に、母に会いに。 ②日野祭は古式ゆかしき
日野祭の影で。
桟敷窓体験。
近江日野商人館。

私達が泊まりに来るというので用意しておいてくれた、お菓子やフルーツなどなどは当然消費しきれずに、せっかくだからと東京に持って帰ることに。
といっても、とても手荷物で運ぶには多すぎる。ので、黒猫が活躍。
黒猫といってもなつめさんは役立たずだけど、宅急便は素晴らしいのだ。
その役立たず。
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1個120円もする蜜柑をごっそり、甘栗の大袋を2つ、何か粉状のドリンク3袋、緑色の革バッグなどなど。ついでに着替えとか土産とか余計な荷物も詰め込んで送っちゃえ。
最近、旅行するときは積極的に宅急便を使っています。1000円ちょっとで楽が出来るなら良いな、と。

私のはにぃタンが、荒れていた庭のプランターゾーンを耕したり、焼却炉の上までいっぱい溜まった灰を埋めてくれたり、ゴミ燃やしたり、八面六臂の大活躍。本当、良い人だなぁ。
母は大喜びしながらも「もういいわ~、そのへんで。助かったわ~。」と母なりの恐縮の姿勢を見せていた。
私はゴミを燃やすのを手伝ったのだけど、すぐに消してしまって「あんた、消すの得意ね!」と言われて苦笑った。

昼食後、お継父さんにお別れを言って出発。「今度、綿向山登山においで~。」
車が見えなくなるまで、玄関の前から見送ってくれるお継父さん。手を振る。

さて、そんなこんなで最後に、安土駅から徒歩20分のとこにある安土城趾に連れて行ってもらったよ。私達は車ですけど、駅から20分なら近いね。

安土城は1576年、織田信長が3年かけて築城(7年とも)。
信長が倒れた本能寺の変の後に消失し、今では城壁などが残るのみ。
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入場料:大人500円/小中学生100円 開山時間:9時~16時(受付)
(母は「普段は無料なのに」と言っていました。が、2006年8月までは無料だったのだそうで、以降入場料をとっているのだとか)。
駐車場は普段は無料だけど、花見時期やGWなど混雑する時期だけ500円(普通車)。

天守まで直行直帰したら、30分ちょっとです。登り20分、下り15分ぐらい。
横道や、別料金(500円)の何かとかいろいろあるので、ゆっくり楽しみたいときは2時間くらいかけて隅々まで観ても良いかも。

母は「車で待っているから登っておいで」と言って、ぶーんと去っていきました。駐車場に。

登りはじめのところは、石段が一段一段高い。ひゃー!
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ラフだねぇ。でもかなり整備されていて、昔は階段にすらなっていなかったのだとか。ふむ。整備にお金をかけるから、入場料をとるんですね。納得。

でもって、大手道の階段のあちこちに石仏が埋まっています。
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これは何もご加護を願ってのことではなくて、築城の際に近隣の山から石を運んでき中に石仏も含まれていたってことらしいです。
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ここに運ばれる前は信仰の対象だった石仏。

学術調査と整備事業が行われたのが平成元年からだそうで(20カ年計画)、今でも引き続き発掘などされているみたい。
途中にあった仏さまの足跡。大きい!“仏足石”
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室町時代中期のもので、大変貴重なお品。
なのに、発掘されたときは崩れた石坂の中の石材のひとつとして埋もれていたとか。
信長にとっては、インドの信仰よりも堅固な城のほうが大事だったということでしょう。

さて、天守に着きました。
といっても建物が残っているわけではないですから、石の跡のみです。
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思ったより小さなスペース。
そして何もない。
いや、何もなさにかけてはどこにも負けないんじゃないだろうか。
入り口からここまで、トイレもないし自販機もないし勿論茶店なんてない。ベンチすらない。
ただ所々に立て札があって、歴史を説明するのみだ。
素っ気ないなぁ。

見晴らしは、キラキラと琵琶湖が見えて綺麗ですが、この日は曇り。霞んでいました。

あまりにも何もないので落胆していてところ、近くにいた男の人がこんなことを言ってた。
「やっぱり何度来ても良いなぁ!」
そうか。城マニアにはタマランのか。かえってこの無骨さが想像力を刺激するんだな。
私はあんまり城マニアじゃないので、無表情に眺めるのみとなってしまったが。
それでも、途中の城壁は見事だし、仏足石の美しい彫りも見れたし。
このとこ山歩きに行けてないので、運動にもなって良かった!

見学を終えて車に戻り、米原まで送ってもらった。
米原の駅はなんだか工事中で、新しくなったりしていた。
以前、泣きそうな母と別れた改札が、今はただの跡になって大きな床の染みのようになっていた。

滋賀に、母に会いに。 ~番外篇~
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by neko-dama | 2009-05-15 17:24 | 猫のお出かけ

近江日野商人館。

滋賀に行ったよシリーズはコレとあともう2回の予定。

滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り
滋賀に、母に会いに。 ②日野祭は古式ゆかしき
日野祭の影で。
桟敷窓体験。

日野にある歴史民俗資料館、近江日野商人館に行ってきたので写真メインで書くよ。
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入場料は大人300円/小中学生120円。
営業時間は9時~16時で、定休日は月曜・金曜・年末年始。
この建物は、近江日野商人の山中兵右衛門さんが町に寄贈したのだそうです。

中は写真撮影OK。希望すればガイドもしてくださいます。
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玄関をあがると、日野椀や薬の看板などが展示してある。
日野椀のまるでプラスチックな見た目と劣化しなさに驚いたり。写真は撮り忘れました。

屋敷の奥、奥座敷はものすごい贅沢な造りで、説明を聞きながら呆れた。
天井の板は全部屋久杉、床の間の板は玉木(タマモク)のケヤキの一枚板、欄間が桐材の鳳凰透かし彫り、建具がいちいち装飾的で凝っていたり、襖の取手が七宝焼き、障子の桟は全て面取してある。
それらが全て控えめで、判る人には判るという主張のなさ。
招いた客のレベルが低ければ全く気づかず、高ければ関心しきりといった具合。
奥座敷の写真もありませんが、いらっしゃったら細かいところまで要チェックですぜ!

ここからは写真でズラズラと。
商人が使用した押切判、各種。
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明治24年~昭和20年頃のポット&ミルク入れ。可愛い!
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昭和時代前期のティーカップ&ソーサー。瀬戸焼か?これも可愛い!
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各種の薬。あまりの効き目に民衆が名前を変えてしまった“萬病感応丸”など。
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広告的なもの。“歯薬”、“首より上の薬”などなど。
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こちらは明治末期の薬の広告。
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紙風船様の可愛いもの。まわたふりだしっていうシッカロールみたいなものかな?
“ホントニ ヨクキク 近江の薬”
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明治42年頃の新聞広告。“カブトビール”
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“接着粉剤”って何だろうか。
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ゴム印を自分の顔に押している絵がスゴイ。
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“化粧品いろいろ”の絵がミュシャ風で素敵。
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カラー広告。色使いのポップさとレトロさがイイ!洋服屋。
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福地日進薬薬館の広告。この可愛さはどうだろう。
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栄寿司食堂の広告と、田中呉服店のセール広告。素敵すぎる!
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薬のカラーポスター。可愛いよ、可愛いよ!
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これは二宮金治郎の受領書。
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1836年の飢饉のときに寄付を募った二宮さんに、この屋敷の持ち主山中さんが応じたのだそうです。
日野の商人は裕福だけれど、自分の楽しみのためにお金を使うのではなく、社会に還元するという意識を常に持っていたという。イマっぽいですよね。ていうか、今こそそうあらねばな。

薬や椀の他、醤油、酒も作っていたとのこと。派手な色使いがなんか景気良い感じ。
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階段に飾ってあった、ほいのぼり。きれい。
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“ほいのぼり”とは、春祭りに奉納される花飾りで、竹籤と紙で出来ています。
江戸時代からの伝統で、厄除けや五穀豊穣を願う飾りのことで日野独特のもの。

そういえば、毎年母が「ほいのぼり作ってんのよ、大変よ」ってぼやいています。

最終日⇒滋賀に、母に会いに。 ③さよならの前に安土城趾
    ⇒滋賀に、母に会いに。 ~番外篇~
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by neko-dama | 2009-05-14 13:52 | 猫のお出かけ

蛸の話。

滋賀の母に会いに行ったシリーズ。

今日は小咄。
母の結婚した人は、つまり私のお継父さん。
そのお継父さんは、80歳のお爺ちゃんです。

今回、お祭りの前夜祭のときに、家でみんなでどぶろくを呑みました。
お継父さん、結構強くてね。ガブガブ呑んでた。
いつもノンビリした優しい人で、お酒も楽しかった。
そのときに聞いた話。

昔、お継父さんが先生をやってた頃。
みんなで旅行に行きました。

同僚が、旅先で生の蛸(タコ)を買ったのです。
その人は、紐で縛った蛸をブラブラ持っていました。
駅で電車を待っているとき、その人はベンチに腰掛けました。
と同時に、よいしょっとベンチのわきに蛸を置きました。

すると、蛸。
チャンス!とばかりに8本の足をさかさか動かし、ホームを逃げていきます。
紐で縛られた蛸が、ホームを一生懸命に走っていくんです!

それを見た同僚。
せっかく土産に買った蛸ですから、腰を上げて追いかけます。
ホームを走っていく縛られた蛸を追いかけます。
「おーい!待てー!」

蛸に追いついた、と思った瞬間。
彼は、蛸をギュムっと踏みつけてしまってスッテンコロリン!
漫画のように転んでしまいました。


この話をね、母とお継父さんがえらい笑い転げながら話してくれました。
なんか光景が目に浮かんで、聞いてる私たちも笑って。
テーブル囲んで4人、泣くほど笑いました。

そのあと、お継父さんは町の人とも呑んで呑んで。
酔いつぶれてしまい、足元が覚束なくて、ソファーから立ち上がれずに転んでしまった。
蛸はいないけど、時に酒は蛸を踏むのと同じ効果を発揮する。
ドタンと転んでもニコニコ笑いながら楽しそうにしているお継父さんが、私はとても可笑しかった。
母と私で肩を抱えて、お継父さんをベッドに運びこんだ、祭の前夜の終わりでした。

翌朝、お継父さんはバツが悪そうにしていたけれど、私は楽しかった。とても。

滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り
滋賀に、母に会いに。 ②日野祭は古式ゆかしき
日野祭の影で。
桟敷窓体験。
近江日野商人館。
滋賀に、母に会いに。 ③さよならの前に安土城趾
いんたーねっつ。
滋賀に、母に会いに。 ~番外篇~
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by neko-dama | 2009-05-13 13:09 | その日暮らし
滋賀旅行シリーズ2つ目です。
前回⇒滋賀に、母に会いに。 ①ブルーメの丘は花盛り

滋賀県蒲生郡日野町では、毎年5月2・3・4日に日野祭が催され、町中お祭り一色になる。
祭りに初めて御輿が出たのが嘉応2年(西暦1170年)のことだというので、とても古い伝統あるお祭りだ。
それが今に受け継がれ、現代的祭りと伝統的神事が同居する空間が、この時期は楽しめる。
そんな日野祭をちょっと見ていっておくれ!
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歴史的背景にはあまり詳しくないので、祭りの表面だけを書いていくことにする。
日野の町は古い造りの家が多く、民家を見ながら散歩するだけでも楽しい。
そこらへんは埼玉県の川越みたいなものだ。
これは町の小さな神社の鬼瓦。素晴らしい。
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蔵なんてそこら中にある。
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滋賀は地理的に京都や奈良と近く、歴史もあるのだが、あんまり観光スポットとして知られていない気がする。
それだけにいろいろザックバランな感じで、素っ気なくて、そういうのが好きなら観光に出かけてみてほしい。

基本は綿向神社で神事を行い、3人の神稚児(神が宿る依り代としての3人の子供)を神社から2kmほど離れたひばり野にお送りし、また神社に帰ってくる。
神稚児はお稚児さんと呼ばれ、御輿に担がれて移動する。
これがお稚児さんたち。上に吊ってある白いのは被り物。
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お稚児さんを警護する裃姿の人たち。100人ぐらいいる。
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綿向神社で見かけたものをいくつか。
喫煙所の灰皿に、"㐂寿記念 わしらの同級会”って書いてある。面白い。
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喫煙所に、こんな画が掛けられていた。
弘治三年(1557年)の祭礼渡御の様子が描かれている祭礼絵馬。
描かれたのは1812年とのこと。今日の名物で200年前からあるという曳山(ひきやま)は描かれていない。
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その曳山のミニチュアが豪華な感じで飾ってあった。
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本物はこれ。このエントリ1枚目の写真もそうだよ。
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あれ、上に乗ってるの(ダシ)、ひこにゃん?と思ったら。
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かねたん(直江兼続のマスコットキャラ)だった!犬っぽい。
ちなみに、ひこにゃんはコレ。かわいー。
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曳山は新しいモノでも130年が経っているそうで、現在16基が残っている。
それぞれに煌びやかな織物(西陣織やら)、見事に繊細な彫刻、凝った装飾金具が施されている。
間近でじっくり見ると、芸術品としての素晴らしさに感嘆する。
これは実際に自分の目で確かめて欲しい。

この曳山は神社からメインストリートを練り歩く。太鼓の音、笛の音が鳴り響き、かけ声も華やか。
曲がり角やUターンのときは“ギンギリ廻し”と言われる動作をします。
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てこを入れて若い衆が曳山を持ち上げるんですな。このとき、お囃子も盛んになって大変盛り上がります。
そういう説明書きも町に手書きのポスターがあって知ったんですけどね。
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5月2日の夕方には、町を練り歩く曳山が札の辻に5基も集まってギンギリ廻し合戦をしていました。
なんだか見物していると楽しくなりますよ。アドレナリンでも出てくるのかしら。

そんな曳山は、町の各所に格納庫(山蔵)があります。大きい!
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近江日野商人館という資料館には曳山のミニチュアがずらっと飾ってありました。
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商店街にはこんな暖簾も。
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オマケに、日野ギンザ商店街の街灯は倉の形をしてました。
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さて、この地独特の風習、桟敷窓について少し。
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家の塀を切り取って、そこから祭りを眺めるんです。
普段はちゃんと蓋がしてあります。
近江商人が顧客を招き、桟敷で祭りを見せながら商談をしていたのだそうですよ。
威勢の良い祭りを見ながらの商談は、さぞ捗ったことでしょう。
今日では遠方から訪ねてくる孫の接待用ですかね。
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布は赤ばかりじゃなかった。
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新しいお家でもちゃんと桟敷窓を作ってるんですね。
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本来はこうして内から外を眺めるためのものですが、今日では桟敷窓アートという新しい使われ方をしています。
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中に掛け軸や屏風、器や飾り物、雛祭りの時期にはお雛人形を飾っています。
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あと、このあたりの家は、ベンガラ塗りという渋い赤の塗料で木材を塗ってあります。
ちゃんと写真撮れば良かった!こんな感じですの。
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手入れして塗り直すと鮮やか色なんですけど、放置しとくとくすんで剥げちゃう。
母の家は放置組で、すっかりベンガラが取れてしまい普通の家になっています。

祭りを案内してくれた母、お疲れ様でした&ありがとう。
ってここに書いても仕方ないので、母の日のお花、もうすぐ届くはずよ。

手書きのポスター、味があって愛があって、良いなぁ。
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日野祭の影で。
桟敷窓体験。
近江日野商人館。
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滋賀に、母に会いに。 ~番外篇~
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by neko-dama | 2009-05-08 14:52 | 猫のお出かけ

いんたーねっつ。

母に会いに近江の国まで行ってきました。

さて、母はパソコンを持っていて適当に使っています。
で、懸念事項があったようで。早速真剣に質問です。

「ねえ。ホームページってどこにあるの?」

え。
え。
なにそれこわい。
意味がわからない。

よくよく聞いたら、こういうことらしい。
「テレビなんか見てるとよく言うじゃない。続きはホームページをご覧くださいとかってさ。
だから、“ホームページ”ってのがどっかにあるのかと思って。」

ネットで“ホームページ”っていうページがあるんだと思って探したそうです。

ああ、なるほどなぁ!
そういう捉え方をするのか!
確かに、そう考えても不思議はないね。気づかなかったヨ。

そんなこんなで、ネット弄りながら説明したらわかってもらえました。
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by neko-dama | 2009-05-05 00:21 | その日暮らし

脱皮と銀杏。

10時台の予約なので9時過ぎに病院に向かう。

相変わらず混んでいて、ギプス切って、レントゲン撮って、診察して、会計終わったのが12:40でした。

やあ。
とにかくギプス取れたぞーヽ(´ー`)ノヽ(´ー`)ノヽ(´ー`)ノヽ(´ー`)ノ

ヽ(´ー`)ノ・・・ 動かすと痛いね(´・ω・`)

ってことで、なつめさんのカリカリ2kgを購入して帰宅。

右手はまだ重い物持っちゃいけません、なのだそうです。
まあ痛いしね、そんなことしたら。

あと、ブツけちゃダメだよ!って言われました。
はい、慎重に行動するように気をつけマスです。

まだこれから動かす練習しないと元通りにはなりません。
自転車はまだ乗れそうもなく、キーボードもちょっと叩けない。
何もできんことに変わりはない。
でも骨はきれいになりました!
あとは、動かしたときの痛みが残るかどうか、の経過観察。

2日から母の家に行くんですけど、この骨折り騒動について一言も話してないんですよ。
まだ。
で、なんかホテルのコース料理予約しちゃった☆キャハ☆みたいなことになっててですね。
・・・ナイフとフォークを使える気がしない。全然しないねえ。
はにぃ様に手伝ってもらうしかないですね。

ああいつ話そうか。
2日でいいか。

母なんですけど、先日突然こんなメールくれまして。

「銀杏を煎る専用の小さいフライパンが欲しい。こっちには売ってないから東京で買ってきてくれない?」

調べてみたけど、よくわからんの。
で、炒り網しか見つからないから、これのことかしら?と思って注文して送ったですよ。
コレ⇒ギンナン炒り

したら、ありがとう~でも違うのよね。ですって。
なんかフライパンで二重底になってて、蓋が付いてて蒸気が抜ける穴が開いてる。んだそうです。

もっかいいろいろ調べてみたけど、合羽橋にあるとかないとかって情報しか見つからない。
どなたか、ご存じないですか?
銀杏専用フライパン。
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by neko-dama | 2009-04-28 18:18 | その日暮らし

三万円。

携帯電話のお話。
母と親子回線の契約をしてるので、請求書は二人分まとめて私のところに送られてくる。
12月分の請求書が届いて、驚いた。
母の回線の通話料が3万円超えていた。
普段は多くても3000円なのに。突然の10倍。

とりあえず母に電話して聞いてみると、東京の会社に何度も電話をしたという。
その際話し中のテープが流れたので、すぐ切ってまたかけ直すのを何度もやったという。
うーん、それだけで3万円になるとは思えない。

ソフトバンクってこともあって、請求ミスを疑った。
電話して確認。結局、通話明細を発行してもらうことにした。
で、数日後、発行依頼書が送られてきたので記入。身分証明証のコピー添付。
投函。
10日ぐらいで明細が届くとのことだったが、結局3週間後にやっと届いた。
おせーよ。

通話明細を確認すると、大体20日間のうちに1000件以上同じ電話番号に掛けていた。
驚きの真実!
それが1回1秒とかで、そのたった1秒に30円ずつ課金されていたのだ。
すげー。かーちゃん、すっげー。
本当に3万円分電話かけてたよ…。

その電話番号をググったらば、それはGems TVだった。
スカパーでやってるジュエリーのテレビ・ショッピング。
なんじゃこりゃ。
と思っていろいろ読んでみると、リバース・オークションとかいうシステムで大人気なのだとか。
つまり、商品の数は決まっていて、最初に提示される価格から時間とともに安くなる。
購入者は全員、売り切れや時間切れになった時点の価格を支払う。
よくできたシステムですこと。
会社側は絶対に損をしないよね。
ジュエリーを自社工場で製造しているために安く提供できるというのもあって、購入者としても得した気分になれる。

そんな魔のGems TVで、母は妹(私の叔母)に誕生日プレゼントを買いたかったんだそうです。
しかしその情熱でとち狂って、携帯と固定電話の両方を使って電話しまくったんだとか。
どんだけ繋がらないのよ、Gems。恐ろしい人気ですね。

母も今は正気に戻っているので、「なんでそこまでしたのかわからない」と供述しております。
善意から出た行動とはいえ、狂ってるとしか言えません。
代償は通話料3万円。
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by neko-dama | 2009-03-05 15:31 | その日暮らし

買出し。

年末になると、母がえっらい沢山食べ物を買い込んできたっけな。

でももう割りと正月も2日からお店やってたりするから、 そんなに買い込む必要ないさね。
うちの母は過剰なんで、ものすごい量を買い込んで正月過ぎてもまだまだ消費しきれないということを毎年繰り返していました。

今年は同居人と二人分。
お餅たっぷり。
私のために栗きんとんとか甘いもの。
いつもの買い物にちょっとだけプラスした程度。

銀行のATMも年末年始ずっとやってるっていうし。
世の中便利になったよね。
その分、正月にも働いているヒトがいるわけだけども。
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by neko-dama | 2008-12-30 15:38 | その日暮らし

クリスマスケーキ。

らんらんら~ん らんらんら~ん クリス~マス~♪

ということで、もうすぐクリス祭り!

子供のとき、クリスマスケーキと言えばアイスケーキでした。
なぜって、母が仕事の付き合いで買ってくるのが毎年アイスケーキだったので。
子供心に、どうして寒いのに冷たいケーキなの(´・ω・`)って残念に思った。

だから、家を出てからはクリスマスにアイスケーキなんて二度と食べてません。
アンデルセンとかのパン屋のも美味しいし、デパートのお洒落洋菓子店のも可愛くて美味しいし、もっと言えばコンビニのケーキだってアイスケーキよりずっと美味しく感じます。

でもここのとこは、まあ手作りケーキだね。
ケーキ屋さんのも食べたいけど、自分で作るのも楽しい。
両方あれば3倍嬉しい!

今年はどんなケーキにしましょうかね?
スポンジ焼いて、ラズベリージャムとホワイトチョコでコーティングしようかな。
不器用だから、見た目はよろしくないかもしれないけどね。
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by neko-dama | 2008-12-10 17:01 | その日暮らし