日々の身繕いでイツノマニカ体内に生成される毛玉のハナシ


by neko-dama
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ある暑い夏の午後。

先週末はとても晴れて暑くて、夏祭り日和だったのではないでしょうか。

さて、そんな中。
滋賀に住んでいる母からメールがきた。午後13:53

花火大会、だと言うので、役場に行ったら、
夕方からだって。アー暑かったよ!
・・・。

昼間っから花火大会ってわけに、いかないでしょ!
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by neko-dama | 2005-08-09 22:50 | その日暮らし

過剰なヒト。

仕事が終わると、ケータイにメールが入っているのに気付いた。

母からだ。

『喜んで買ったステッパーをやり過ぎて、左足が痛くって足をひきずって歩いていたわ。』

c0034595_05295.jpg相変わらずの、ハマリコミ症候群。
ステッパーってこんなの。

健康のために、という名目で栄養補助剤の過剰摂取したり。
一日30品目をナニをどう間違ったか30種類のオカズを並べたり。
夜ウォーキングをするのにナゼカ化粧しないと外出できなかったり。
完膚なきまでの勝利(@離婚裁判)を得ようと、自ら尾行して浮気現場を押さえたり。

まぁそんな感じな人生。
口癖は
『人生なんてケ・セラ・セラ、なるようになるわ』

今は過剰に、家事に勤しんでいる。
昔は家事なんか、ちっともヤラナカッタのにねぇ。

母上様、過ぎたるは及ばざるが如しですよ。
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by neko-dama | 2005-06-23 00:18 | その日暮らし
土曜日:円山の枝垂桜を観にいく旅 最終日 ~別れ編~

4人で朝食を食べる。日野での、最後の食事。
朝からそんなに食べられるわけじゃないのに、テーブルには20皿ほど並んでいる。
何事も過剰な母なので、料理の品数も過剰というわけだ。
てゆーか、いろいろヤリカケのまま、母がいない。
お継父さんに聞くと、みつば採取に行ったという。

ははーん、さては味噌汁に入れるのだな。
でも、もう味噌汁注ぎ分けちゃった。
裏庭に母を呼びにいくと、血眼でみつばを採集中だった。高笑いして戻ってくる。
そして、食卓の各自の味噌汁に、掌いっぱい一握りずつのみつばをぶち込む。
ものすごい量のみつばを盛られた私達は、その過剰さに、そんなにいらない・・・と小声で抗議。
母は、当然笑うだけ。気にもせず、どばーっと投入。

そんな切ない朝食を終えて、いよいよ日野の家を後にするときが来た。
琵琶湖線 近江八幡の駅まで車で送ってくれる。ここから電車で京都駅に向かうのだ。

近江八幡の駅につくと、お継父さんは車の中で、私達を見送る。
挨拶をすませる。
母は、改札まで一緒に来る。

過去に2回、滋賀に来たことがある。そのとき母は、ロクデモナイ前の旦那さんと暮らしていた。
そして私が帰るときは2度とも、改札の向こう側で見送りながら、涙を堪えて変な顔になっていたのだ。
結局泣いて手の甲で涙を拭いながら笑っていた母を思い出す。

自分がオトナになって、母のオンナの部分を理解することができて、それを受容れることができたとき、私は初めて母を許した。
母をキライでなくなったのは、19の頃。それまでは大嫌いで憎らしかった。

19の頃、私は当時の彼のアパートに転がり込み、一緒に住んでいた。逃げ込むように。
優しい彼だった。彼のおかげで、愛することと愛されることと、それによるシアワセを知った。
だから、彼のおかげで、母を理解することができた。
母の人生、いろいろあったのだろう。
男の人に愛されていないと、きっと不安だったんだろう。きっと、頑張れなかったんだろう。
今は、可愛いヒトと言える。好きだと、感謝していると。
でも19までの自分は、こんな日がくるなんて、思ってもいなかっただろう。

2005年4月、改札の向こうの母の姿は、満面の笑み。
やっと、優しい旦那さんに出会えたね。楽しんで生きてください。
ママ、そしてお継父さん。

~京都巡り編へ続く~
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by neko-dama | 2005-04-15 00:06 | 猫のお出かけ

水辺の神様。

金曜日:円山の枝垂桜を観にいく旅 2日目 後半

次なる目標は、丑の刻参りで有名な貴船神社である。
(※注・本当は呪詛の霊験なんて売りにしていませんよ)
三千院より車で30分強。お継父さんが適当に運転をして、ちゃんと着いた。
お継父さんは、三千院で歩いて疲れちゃったらしく、車で待ってるという。

c0034595_0225173.jpg貴船さんの参道、
朱塗りの灯籠並ぶ石段は、
貴船川のせせらぎと相俟って静謐な趣。

この灯籠が夕方から20時頃まで
灯るというのだから、
妄想するとタマリマセン。

今回はその様子を見れないけれど、いつかゆっくり過ごせたらいいなぁと思う。

現在は本殿修復中(涙)
でしたので、
観るべきところはないのだが、
目的があるのだ。

平安時代 
和泉式部も夫婦仲に悩んだとき
参詣してご利益があったとされる
この貴船神社。

「物思へば沢の螢も我が身よりあくがれ出ずる玉かとぞ見る」

そう、縁結びの御守
結び文を象ったお守りをゲットして、ご満悦のP。
もちろんT子さんも、平安の姫柄の御守をゲットしてご満悦である。

c0034595_0123143.jpgすると、T子さんが
何やら
水占おみくじ
というものを発見。

境内の霊泉に
おみくじを浮かべると、
文字が浮かび上がってくる。

風流ではないか。


・・・と、我ら若い衆はすっかり堪能していたのだが、母はどうでもいいらしくて、
「じゃーあたしも車に戻ってる~。あーココ降りれば道路に出るわね」
と、さっさか戻っていった。

そんなわけで、あまりノンビリ歩き回ることもママならず、
PとT子さんは本宮から結社までを詣でた。

鬱蒼とした、緑深い場所にかすかに届く水の音。
心が落ち着く場所である。

結社のもっと先には、龍神様が住むという奥宮があり、その昔はそこが本社だったという。
今度来るときには、奥宮まで詣でるぞ!

「奥山にたぎりて落つる滝つ瀬の玉ちるばかり物なおもいそ」
そんなに、思い悩まないで・・・との貴船の神の声が聞こえる。

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さて、神秘の香りに包まれた貴船さんを後にし、街中へとドライブ。
街中は渋滞がひどく、特に観光バスが道を塞いでいる。

車で流していると、琵琶湖疏水(琵琶湖から引いてきた運河)に覆うように
桜が満開の姿を見せていた。
車窓から、雅な風景を覗き見て、あぁ京都だ、との思いを新たにする。
しかしながら、渋滞に辟易して早々に帰途に着く。

帰り道、インターで休憩をしているとき。
T子さんは、どこかをフラフラしている。
セミ写真家のお継父さんと、禁煙中のタバコをふかす母は、2人でベンチに座っている。
カフェイン恋しのPは立って珈琲を啜りながら、花壇の花など愛でている。
と、そのとき、ぱっとお継父さんの方を振り返ると・・・

お継父さんは、ビクゥーっとして、ものすっごい驚いた顔で、構えたカメラをおろした。
「撮ったろ、思うたぁ・・・」
と言いながら、いたずらを見つかった子どものような顔になる。
その、あまりにも目に見えたビクゥーさ加減が面白くて大声で笑っちゃいました。
可愛いなぁーと失礼ながら思ってしまった。

なんだか、今までで一番、お父さんらしい人かもしれない。
子どもに恵まれなかったので、俄かにできた継子を可愛く思ってくれてるのだろうか。
擬似家族。
Pはフリをするのが得意だったけど、なんとなく、ホンモノに近くなれた気がした。
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by neko-dama | 2005-04-12 23:37 | 猫のお出かけ
金曜日:円山の枝垂桜を観にいく旅 2日目 前半

母は朝からテンションが高い。
「あんたたち、昨日寝るの遅かったわね~。
あたし、こっそりT子ちゃんのタバコ1本抜き取っちゃった!うふぅっふふ~」
母上、それ犯罪ですから・・・。

そんな感じで1日が始まる。みごとな快晴!

京都までドライブだ!
琵琶湖大橋まで母が運転する。例によって、桜を見ては急な減速をかます。アブナイよー。
インターで大きな琵琶湖を目の前にして、母は「T子ちゃん、ほら、日本海よ!
と、平気で嘘をつく。素直に信じたT子さんが可哀想だ。

c0034595_0174196.jpg第一目標、
京都大原三千院
道すがら、途中トンネルというトンネルをくぐる。
途中という地名らしいのだが、妙に鳥肌がたつ。


院のふもと辺りに到着したが、駐車場がどれだけ山頂近くにあるのか、知らない私達4人。
スリルを感じながら上へ上へと車を走らす。
三千院まで0.5k地点の駐車場で手を打つことにし、そこから歩く。
すると、あるわあるわー駐車場。
「これより先車両行き止まり」などと大きな看板が立ててあるが、その先にも駐車場は存在した。
恐ろしい。

三千院の中はひんやりとして気持ちが良かった。
しかし、なんと言っても庭園が素晴らしい。
石楠花が咲き、
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童地蔵が笑う、
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一面の苔の上に木漏れ陽がまだらに注ぐ。
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すっかり魅せられて、T子さんとともに写真撮ったり眺めたりしていたが、
母とお継父さんは喫煙スペースを抜かりなく見つけ、さっさと座り込み、スパーとやっていた。

さて、三千院を後にし、ランチに湯豆腐をいただいた後、次なる目標へと車を進める。
~後半へ続く~
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by neko-dama | 2005-04-12 01:51 | 猫のお出かけ

国宝に登る。

木曜日:円山の枝垂桜を観にいく旅 1日目

米原で新幹線を降りると、改札に母発見。大きく手を振っている。
Pも恥ずかしげなく大きく手を振り返す。
友人のT子さんを紹介し、お継父さんの待つ車へと移動。
初めて会うその人は77歳喜寿のお爺さん。元先生だけあって穏やかで、口調ものんびりだから、近江弁もわかりやすかった。

とりあえず、ランチに向かう。母は相変わらず元気だ。
お店では、テーブルを片付けるからお待ちくださいと言う店員さんを軽くスルーして、
無理くり座席に座る母。
禁煙してるの、と言いながらスパーと喫煙する母。
ひとりで喋り倒し、笑いまくる。「あぁはっはっはぁー」と、まるで林家パー子さん。

そんなテンションで、1日目のメインイベント、彦根城観光に向かう。
濠の周りには桜の木が並び、これが満開だったら絶景だろうな・・・と妄想しつつを愛でる。
c0034595_2256135.jpg表門から入城し登っていくとすぐに見えるのが、
重要文化財である天秤櫓である。
廊下橋(写真)を中央として左右対称に櫓が建っているのは、日本の城郭では彦根城だけ。

c0034595_22564139.jpg廊下橋の下をくぐって、先へ進むと
「日本の音風景百選」に選ばれている
時報鐘が見える。
鐘の音を聴くことはできなかったが、
赤い椿の花とともにある、その佇まいは美しかった。
c0034595_22582683.jpgここまでくると、国宝・天守はすぐ近く。
1606年に完成し、築城以来5回目の大改修が平成8年に完了したという。
ゆえに外壁の塗りは新しい。
天守内部は
木の感触が柔らかい、陰影に富んだ美しい造りであり、
また説明書きがほとんど見られないところが好感度アップである。
風情にひたっていたいが、
少し前にいた母が突然すごい形相で振り返り、刀を振りかざす素振りで
「とのー!殿中でござるー!!」などと言いながら、こちらに向かってくる。

c0034595_23333100.jpgそんなこんなで、天守をすっかり堪能した私達4人。
その足で名勝・玄宮園に散歩を決め込む。

1677年に造営された大名庭園で、琵琶湖や中国の八景にちなんで選ばれた近江八景を模して造られた縮景園。

いいお天気だけあって、絵を描きにきてるヒトも多かった。
母は「まぁきれいねー、お上手―」などとイチイチ絵を見に行く。
ご迷惑をおかけして・・・。

写真は、池の水面に山上の天守が映り、このうえなく美しい穏やかな光景。

桜は咲いていなくても、
愛するシダや梅の姿にココロ癒される彦根城観光でした。

さて、母の運転で帰路に着く。滋賀は日野の家に向かう途中、母は突然路上で車を止めて
「ほら!雉が!あそこに雉がいるー!」などと叫ぶ。
後続車がいなくて、ホント良かった。カマほられますよ、母上。
運転中、常にこんな感じですのでハラハラします。

夜、禁煙中だからタバコ1本ちょうだい、という母の理不尽に友人T子さんは素直に答えていました。T子さんもすっかり母に飲み込まれています。

お継父さん、このひとをよろしくお願いしますネ。Pは、疲れました。
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by neko-dama | 2005-04-10 21:16 | 猫のお出かけ

明日から。

そうだ、京都へ行こう。

あのCMは偉大です。そんなわけで、行ってきます。

とはいえ、宿泊は滋賀の母宅です。母は50を過ぎてからとった免許でばりばり運転してます。
もちろん、溝にはまったり、田んぼにおっこったりしながら。ハマルと、助けを呼びにたったか行きます。
母は、少しおかしなヒトなので、ずーーーっと一緒にいると疲れます。
でも半年以上会ってないので、充電バッチリです。
たぶん1日で使い果たすけど。

今回は友人T子さんと円山公園の枝垂桜を観にいこうと思い立ったところから始まっています。
滋賀の家は、母が法的には3度目の結婚を果たした旦那様の家です。
旦那様といっても、もうおじいちゃんなのだそうで、まったり暮らしてるようです。
そんなおじいちゃんに、今回は初めてお会いするのです。
あー、言ってることが理解できるといいなぁ。
前の旦那様も滋賀のヒトだったけど、近江弁が・・・さぱり、わからんのだよ。

斯様なわけで、ブログをお休みします。
土曜の真夜中に帰宅予定ですので、日曜の夜にでもアップする所存。

お留守の間、よろしく荒らしといてください!
うっわーい、楽しみです、きよとーーー!!ウカレすぎ。
ぜんぜん、準備しとりません。もう、明日でいいや。

ミク中の皆様、mixiもお留守にしますので、あとはお願いします。
帰ってきたら、まとめて読み漁るじぇー!

アディオス・あみーご!
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by neko-dama | 2005-04-06 23:58 | その日暮らし

日本の曖昧。

先日、2度目の再婚を果たし現在滋賀県在住の母から、携帯にメールがきた。
内容は・・・。

「また冷蔵庫買っちゃった~。ショッキングピンクで刺激的なの~」

・・・。

誰が冷蔵庫に刺激を求めるというのか。
いや、それ以前に、一般家庭(夫婦2人暮らし)に何故冷蔵庫が2つ必要なのか。新調してまで。母が、常識では捉えられない未確認非行人物であるとわかってはいるが、しかし。
その後、別件で母から電話がきた。案の定、新しい冷蔵庫について嬉々として話している。

「だって~、冷蔵庫に詰め込みすぎると電気代くうでしょ~。ピンクでかわいいのよ~」

もはや、アンタッチャブルな彼女である。
そりゃー、詰め込みすぎは電気くいますでしょうよ。でもさ、2つあったら、もっと電気くうんでないのかい。と、心と頭にたくさんの?を浮かべながら、あたしはこの話題に曖昧なピリオドを打った。
→ 「ふ~ん、そう」

時には、自分の考え方が常識的だと思っていても、それを言わずに曖昧に放置しておく方が良いこともある。だいたい、母は人の言うことなど聞くタマではないのだし。
ものごとの良し悪しとか常識/非常識とか合理/非合理、合法/非合法などを曖昧にして放っておく事で、円滑な人間関係が築ける場合も多々ある。まぁ、本人がご満悦ならそれでいいじゃないの、という包み込むような瞬膜の張った 目で見ていればよいのである。

切々と理を説かれても「うざ~い」ってのもありましょうが、「自分でも説明のつかない行動なのよ、あんたにトヤカク言われたくないわ」というのが、実際のところだったりして。
かく言うあたしも、人様から「理解不能な生き物」という目で見られることもあるでしょう。血は水よりも濃いらしく、一生理解不能であろう母に似てきた自分に焦燥すら感じている今日この頃。

それはさておき、曖昧さというものは日本では非常に尊ばれています。曖昧にしておくことで、摩擦を避けたり、傷つけないようにしたり、お互いに心地よく生活ができるというものです。アメリカナイズされた方々には不評でしょうが、和の心というのも悪くないと思うのです。合理的で白黒はっきりしているのも良いのですが、曖昧さがもたらす効用というのもあるのではなかろーか、と。

さて、都内某所の定食屋さんにて、日本のゆかしさが感じられる曖昧な主張を発見しました。

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なるべく禁煙!!
この注意書きを見て、何を感じるでしょうか?
こう下手に出られては、吸える日本人などいないのではないでしょうか。
なるべくってことは、吸ってもいいんだろー」とは思っても、実際に行動するのは勇気がいりますよね。なぜなら、そこではあなたの良識が問われているのですから。
ただ、この張り紙はあまり目立たなかったので、そこまでゆかしくなくても・・・とは思いますが、ね。

そういえば、一人暮らしの我が家の冷蔵庫はショッキングではないけどピンク色をしています。
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by neko-dama | 2005-01-17 03:25 | 猫的哲学